長谷川義史さんの絵本『おとうさん ぼくね…』

すみません、2015年の仕事になりますが、ちょうど卒園入学シーズンということでご紹介を。

長谷川義史さん作・絵の絵本『おとうさん ぼくね…』(保育社)のデザインを担当しました。

大阪MBS『ちちんぷいぷい』で数回にわたって放送された番組内コーナー「南極文通ものがたり」での、長谷川さんとMBS山中真アナウンサーとの交流をもとに生まれた絵本です。4児のパパでありながら、これまでに30カ国を越える海外取材で自宅を長期間離れることも多かったという山中アナウンサー。ここでは長谷川さん自身が、児童画風にクレヨンで描いた絵と情感あふれるお話を、南極に長期取材に行ったパパの帰りを待ちながら幼稚園を卒園していく息子の気持ちになって描いています。うちの娘(現在小学1年)もぼくが帰宅するなり「遊ぼうよ~」と駆けてくるほど(まだ)父親を必要としていることもあり、主人公の「ぼく」とお父さんの気持ちの両方に強く共感します。きっと旅するパパと同じかそれ以上のスピードで、こどもも強くたくましく成長しているんじゃないか、と。

フォントは使わず、タイトルから本文まですべて長谷川さんの手書き文字です。場面に合わせて着色したり、文字が揺れたりなどの配置を、幼い「ぼく」の気持ちに同化したり、ちょっと俯瞰したりしながら、自由にやらせてもらいました。

仕事で帰りが遅かったり、出張などで子どもと会えないお父さんや、そのご家族、お子さんに読んでほしい絵本です。桜の絵がとてもきれいで、春の季節にはぴったりだと思います。
 

おとうさん  ぼくね…
 
おとうさん  ぼくね…
 

おとうさん ぼくね…(→絵本ナビ
長谷川義史 さく・え
保育社
発売中
1400円+税(定価)

 
 
>>MBS「ちちんぷいぷい」南極文通ものがたり 番組概要(goo番組表)

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