純粋に近況だけのメモ/〜2012・OCT

▼2012年も早いものでもう11月。今年6月以降「これから行くかもしれない展覧会」しかBlogにアップしていないことに気付いたので、アートともデザインともあまり関係のない最近の出来事をつらつらと書くことにします。

▼7月に、社員時代から数えると15年以上出入りしていたビル(最後の3年はフリーランスの仕事場として机を借りていた)から複数の会社がまとめて引っ越ししました。移転先にあたる新しい勤務先(恵比寿ガーデンプレイス内)にはいまのところ週2回程度通っていますが、正式な仕事場ではなく、現在は自宅住所が主な仕事場/連絡先/郵便物の宛先です。音楽の世界は相変わらず再編成の波にもまれている最中で、自分とその周辺が今後どうなるか、明確なことは何もいえない状況です。もうしばらく静観しつつ、今後の仕事環境については考えていこうと思っているところです。

▼専用の仕事机がなくなったためモバイルワークに移行することになり、それまで所有していたiMacを売って、ちょうど移転の時期に発売されたMacBook Pro Retina Displayモデルに買い換えました。軽さが売りのMacBook Airと迷った挙句、デザインユースを考慮して15インチで画面を広く使えるメリットを取りました。日常的な持ち運びのためには1kgでも重さを落としたく、Airの軽さにはいまでも後ろ髪を引かれる思いですが(本当は事前に予想されていたAir 15インチ 1680×1050 が出たらベストだった)、光学ドライブ内蔵Proよりは1kg軽いこと、SSDも含む基本性能の高さにとりあえず満足しています。こちらも仕事場と同じく仮住まい、かもしれませんが。

▼8月は比較的仕事に余裕があったので、後半、夏休みに仕事の都合で家を空ける友人宅の留守を預かる形で、安曇野で約2週間ほど過ごしました。先に行っていた妻と娘は、園の長期休暇の事情もあって1か月まるまるの滞在。交通手段がなかったのでほとんど家から出ず、窓を開ければエアコンいらずの涼しい環境の中で、娘や近所の子どもたちと遊んだり、庭の野菜を採って食べたり、家にある絵本をとっかえひっかえ読んで勉強したり、と、普段と違うリラックスした生活を送ることができました。隣の市の松本市美術館で思いがけず、草間彌生『永遠の永遠の永遠』を観てエネルギーを浴びたりもしました。

▼今年の隠れた大イベントのひとつに、普通免許の取得、がありました。学生時代に取り損ねたため、随分歳を取ってからのチャレンジでした。仕事の合間の教習所通いで6か月かかった末、10月の終わりにようやく取得。MacBook Proの件もそうですが、固定から移動へ、自分を縛るものから自由になるための道具を手に入れるための年だったような気がします。そういえば、10月にはぼくと娘の東京ディズニーランド・デビューもありました。あと結成以来密かに好きだったモー娘。も、5月のガキさん武道館卒業公演、10月のカラフルキャラクターのコンサート、と続けて今年初参加。

▼2012年前半の主な仕事は、CDではスムルース『Whoop Hoop』、下中商会のファースト『恋を抱きしめよう!』、中島みゆきのインストゥルメンタルCDボックスセットの外箱。ほかには、由紀さおり&ピンク・マルティーニなどのコンサートチラシなど細かい仕事が多数。これから年末にかけて、下中商会のセカンド(入稿済み)、黒沢健一の年末コンサートグッズのCD、絵本の仕事などが控えています。絵本を含む書籍(たとえば楽譜集など)の仕事はこれから更に増やしていきたいです。心当たりのある方はContactまでご一報ください。

▼今年よく聴いている音楽は、tengal6『CITY』、一十三十一『CITY DIVE』、Ice Choir『Afar』、山下達郎のベスト『Opus』、裕木奈江『水の精』、くるり『坩堝の電圧』、佐藤博『Awakening』。きのうFMで聞いたばかりの八代亜紀『夜のアルバム』を近々買いに行こうと思ってます。CD以外では、Soundcloudのアカウントを取ってけっこう頻繁にチェックしています。

▼年末から来年にかけて、サイト更新の頻度をもう少し上げていきます。個人的な理由によりFacebookのアカウントを先月休止したので、よりディープな近況はTwitterの方でごらんください。