
2013年の絵本仕事をWorksに追加しました
2013年の絵本仕事のうち主なものをWorksに追加しました。
・九九をとなえる王子さま BOOK/BOOKLET
→詳細:絵本『九九をとなえる王子さま』|パラグラフ
・たべものたべたら BOOK/BOOKLET
・ぼくの手 わたしの手 BOOK/BOOKLET
→詳細:絵本「すごいぞ!ぼくらのからだ」シリーズ|パラグラフ
・ほね・ホネ・がいこつ! BOOK/BOOKLET
→詳細:からだ絵本『ほね・ホネ・がいこつ!』|パラグラフ
・ぺったん!サンドイッチ BOOK/BOOKLET
→詳細:絵本『ぺったん!サンドイッチ』|パラグラフ
去年の夏頃に絵本の仕事がしたいと思うようになり、主にTwitterで届くあてもなく独り言のように呟いていたところ、最初に声をかけてくれたのが、スムルースのCDの仕事でご一緒したことのある、絵本作家/イラストレーターのはまのゆかさんでした。それからいくつもの偶然と縁が重なり、ふと気づくと複数の絵本に関わっていました。
絵本の世界では伝統的に編集者が一人でデザイン(指定)まで行い最後まで作ってしまうことも多く、デザイナーが関わる機会が限られているのも事実ですが、そんな中で、デザイナーが関わった意味が確かにあると言われるような絵本、手癖に頼らず作り手と対話しながら一冊一冊異なる印象を持った絵本を、これからも目指していきたいと思っています。
最後に『ぼくの手 わたしの手』とそのデザインを評価していただいた、愛知県安城市の絵本専門店『花のき村』店主・伊藤義明さんのツイートを引用します。伊藤さんのツイート(@hananoki2011)はどれも、絵本に関わる人にとって必読だと思います。
保育社刊「ぼくの手、わたしの手」今年一番のお勧めです。何気ない日常の一コマをモノクローム写真で切り取り、短い言葉が添えられる。1ページごとに「そうだよね」とつい、うなずかさせられる。読み終ってホッと温かい気分にさせてくれる。絵本の原点を感じさせてくれた。中川ひろたかさん会心作。
— 伊藤 義明 (@hananoki2011) August 3, 2013
「ぼくの手わたしの手」「最初の質問」の奥付を見ると、二冊ともブックデザイン者の名前が載っている。デザインを出版社の編集者に任せるのではなく、専門のブックデザイン者の手をかけると、ここまで洗練されるだ。この先、児童書の出版社もブックデザインにお金をかけてもらいたい。絶対良くなる。
— 伊藤 義明 (@hananoki2011) August 3, 2013