
純粋に近況だけのメモ/〜2014・SEP
▼アートともデザインともあまり関係のない最近の出来事について時々記しています。前回はこちら。
▼しばらく休眠していたFacebookの個人アカウント(https://www.facebook.com/w.shimoyama)を9月から再開しました。先日のサイトリニューアルを機に、自分の活動をどう伝えていこうかと考えたのがきっかけでした。TwitterとFB、それぞれに適した情報の広がり方があるとわかったので(FBは情報に紐付く「人」の関わりが重視され、Twitterは「情報=ネタ」そのものの有用性が重視される、など)、それぞれを有効に活かしたほうがきっと面白いんじゃないかと思ったのです。FBではこれまでFBページにだけ載せていた、サイトからの更新情報のシェアと、自分が行ったギャラリーやイベントの記録をTwitterより少しだけ長めの文章と写真とともにアップしていくほか、みなさんがあまり知らないデザイナーとしての普段の仕事について少しずつ伝えていきたいと思ってます。Twitter(https://twitter.com/utsuwa/)はこれまで以上にカオスな、アイドル関連も含む情報受発信の場として今後も続けていきます。FBを始めたおかげで、Twitterが他人に気兼ねなく使えるようになったのも大きな収穫でした。
▼FB再開のための大きな力になったのが、新しく買ったカメラでした。Panasonicの“世界最小”マイクロフォーサーズミラーレス一眼LUMIX GM(DMC-GM1K)を、購入早々付属のズームレンズが壊れてしまったため急遽手に入れたOLYMPUSの単焦点レンズM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8と組み合わせています。小さいので普段持ち歩いている薄いパソコンリュックにも忍ばせていけます。世界を明るくくっきりと映し出せる25mm/F1.8のレンズの力に驚く一方、カメラの先輩が貸してくれたPENTAXのマニュアルフォーカス単焦点レンズ(M42マウント)も、明るくくっきりにとどまらぬアナログの広大な世界を開示してくれる逸品で(ジャンク品だそうですが…)、カメラの沼の底知れぬ深さが窺い知れます。もちろんまだまだレンズに撮らされている感は否めず、これから練習あるのみです。
▼今年に入ってから、ハロプロ関連のLIVEしか観てないと前回の近況に書きましたが、フェスの夏を過ぎてもそれがまだ続く気配です(1月=冬ハロコン〜スマイレージ厚木、3月=秋葉原コピンクスイベント〜ひなフェス横浜、7月=スマイレージ武道館、8月=スマイレージTIF、9・10月=スマイレージリリイベ、モーニング娘。’14武道館2DAYS)……去年まで電気グルーヴ、クラフトワークを観ていた自分と同一人物には見えません。最近ではスマイレージという、これまで惹かれなかったタイプのグループへの強い引力も感じています。
▼そのスマイレージも3期メンバーのハロプロ研修生からの増員とグループ名の改名を発表。10年アイドルを続けてきたBerryz工房の突然の活動停止と、モーニング娘。’14の道重さゆみ卒業&12期メンバー加入……揺れに揺れるハロー!プロジェクトの2014年ですが、ぼくはこれらをひとつの共通項で繋がる動きだと捉えています。つんく♂の作家としてのリソースを考えた時、彼の作詞作曲の真価がいちばん発揮されるローティーン〜ミドルティーン設定の(あるいはこれらの世代によって歌われる)楽曲に注力していくのは正しい選択でしょう。現有グループではモーニング娘。’14とハロプロ研修生がこの路線にあたります(Juice=Juiceはやや異質)。スマイレージはつんくの才能を最も引き出したロー〜ミドルティーン設定楽曲の宝庫だと思っていますが、初期メンバーは既に20歳に達し、この路線を続けていくのがもはや厳しい状況です(「夢見る15歳」→「エイティーン・エモーション」)。つんく体制においてモーニング娘。のような卒業加入システム(=若返り)は本来必須なんだろうと思います。12期メンバーが発表される9月30日(これを書いている時点で本日)の武道館公演に立ち会えるのが楽しみです。
▼(アイドル以外の)音楽は最近ではほとんどCDを買わなくなり、会員制ストリーミングサービスのMusic Unlimitedで探しています。今年前半のヘビロテは、Hercules and Love Affair『The Feast of the Broken Heart』(←Soundcloud)。9月リリースのAphex Twin久々の新作『Syro』(←ele-king)もMusic Unlimitedで聴きました。過去のAphex Twinを反芻するような聴きやすいアルバム、というのが第一印象。初めて聴いたのが『Selected Ambient Works 85-92』だったのでこの方向性は歓迎です。
▼4月から通う南青山の仕事場に法人の入居者が増え、少し賑やかになりました。以前の仕事場だった目黒近辺にいた人々が、輪から外れてこの場所に集合しつつあります。仕事では、去年末から始まった某組織のリニューアルプロジェクトに引き続き参加しています。音楽関連は以前ほどご縁がなく、出版・絵本関連の仕事がじわじわと進んでいます。