これから行くかもしれない展覧会[2019・11〜]

絵本に見るアートの100年―ダダからニュー・ペインティングまで
2019年10月1日[火]―2019年11月17日[日]/前期
2019年11月19日[火]―2020年1月19日[日]/後期
国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム(東京・上野)
アート史と絵本の歴史を長い一本の線で繋ぐ展示。展示絵本は貴重なものばかり。必見。

富田直樹「東京」
2019年10月18日[金]―11月22日[金]
MAHO KUBOTA GALLERY(東京・外苑前)
ラフに描いているのに写実的。光がきちんと見えているから? >>作家のページ

「想像からはじめるーSolidarity-連帯-연대ー」POSTER EXHIBITION@本屋B&B
2019年10月19日[土]―11月21日[金]
本屋B&B(東京・下北沢)
近くで巡回展やってると聞いたので…行きました。>>SUNNY BOY BOOKS

池田亮司
2019年10月26日[土]―11月22日[金]
TARO NASU(東京・六本木)
名前だけの展示名。LED作品を含む新作約10点。

Nous Vous “FOLK”
2019年10月29日[火]―11月10日[日]
ユトレヒト(東京・明治神宮前)
インスタでフォローしているイギリスのイラストレーターチーム。来日うれしい。

嶽まいこ展『めずらしい風景』
2019年10月30日[水]―11月17日[日]
ヨロコビtoギャラリー(東京・西荻窪)
前から注目している画家/漫画家の新作展。リソグラフの新作ZINE発売。

『MOTO JAM』本 秀康 個展
2019年10月31日[木]―11月17日[日]
VOID(東京・阿佐ヶ谷)
最近の仕事と新作。前は、本にBerryz工房の梨沙子のサインをしてもらった。

東アジアのインディ・コミック・アートブック展
2019年11月1日[金]―11月17日[日]*火水休
ブックギャラリーポポタム(東京・目白)
ソウル、香港、台北のアーティストの作品を紹介する展示/ブックフェア。絶対行く。

石内都展 都とちひろ ふたりの女の物語
2019年11月1日[金]―2020年1月31日[金]
ちひろ美術館・東京(東京・上井草)
ちひろ美術館は、いつもながら企画の着眼点、取り合わせがすごくいいと思う。

Jasper Johns: Usuyuki
2019年11月1日[金]―12月21日[土]*日月休
Fergus McCaffrey Gallery(東京・表参道)
ジャスパー・ジョーンズが1979年から2004年まで制作したシリーズ。

吉田ユニ展「Dinalog」
2019年11月15日[金]―12月1日[日]
ラフォーレミュージアム原宿(東京・原宿)
やっぱり野田凪さんのところにいらしたのか。。その前が大貫デザインというのにも納得。

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日[土]―2020年2月16日[日]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
展示特設サイトにトークイベントのスケジュールが出ていた。

ダムタイプ|アクション+リフレクション
2019年11月16日[土]―2020年2月16日[日]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
前にダムタイプ観たのどこだったろう……思い出した、ICC。あらゆる境界を揺さぶる。

中野正貴写真展「東京」
2019年11月23日[土・祝]―2020年1月26日[日]
東京都現代美術館(東京・目黒)
『TOKYO NOBODY』『東京窓景』など30年余の東京シリーズの集大成。

一乗ひかる 自由と存在
2019年11月26日[火]―12月8日[日]
ギャラリー・ルモンド(東京・原宿)
ずっと気になっている画家さん。すでに十分有名だけど。

電子楽器100年展
2019年12月3日[火]―12月15日[日]
国立科学博物館(東京・上野)
「細野観光」だけでは飽き足らない、もっと見たくなった(自分のような)人々へ。

北澤平祐個展「花と生活」
2019年12月6日[金]―12月11日[水]
HBギャラリー(東京・表参道)
最近のきちっとした線画で描いている仕事の絵が好き(奥東京人、続 わけあって絶滅)。

[メモ]

2000年代当時に描いていたイラストレーション作品を、現在の視点で世に出すプロジェクト「しなもんレトロスペクティブ」を来年以降始めようと思っています。こちらに序文を書きました。
>>しなもんレトロスペクティブ|About

グラフィックデザインを始めてから約20年間の歩みをまとめました。ダウンロード可。
>>下山ワタル DESIGN ARCHIVE|パラグラフ

夏に発売された、保育現場で使えるあそびを紹介する児童書のデザインを担当しました。
>>すきま時間あそび107|パラグラフ

前回のK-POP PLAYLIST 2019 SUMMERに続いて、筒美京平が作曲(編曲・プロデュース)した楽曲を、現在から作曲家デビュー当時に向かって遡るプレイリストを作りました。
>>筒美京平SONGBOOK[増補新訂版]|パラグラフ
 

今回の筒美京平プレイリストをまとめたことで、デザイナーとしての自分の仕事に還元されるものは何もない、と記事中でも書きましたが、筒美京平の膨大な作品に短時間で接してみてひとつ理解できたのは、「表現において必ずしもエッジや頂点・先端を目指す必要はない」という事実でした。

スキルアップなんて不要、と言いたいのでは勿論ありません。例えるなら、ショートケーキの苺を狙うことだけが表現ではない、という意味です。ケーキの土台を目指すことやクリームの質にこだわることも立派な表現だとぼくは思います。「先端」という言葉から直ちに思い浮かぶのは、近年広告の現場を中心に使われることの多い「刺さる」という用語です。「刺さる」表現って、届ける相手にとって痛くない?ってずっと思ってました。

筒美京平が作曲の仕事を通して目指したのは、決して先端を目指す音楽ではなかったはずです。彼がずっと続けてきたのは、先端的な洋楽のエッセンスを日本的風土に置き換えて、ごく普通の人びとに届ける、いわば「中庸」的な仕事でした。その膨大な数と確かなクオリティによって、筒美京平は日本の作曲家として揺るぎないポジションを獲得しました。プレイリストを聴きながら改めてそう実感しています。

裏方を含む「中庸」的な仕事ってなかなか理解されることが少なくて、多くの人が「私を見て!」的なアピールや先端的な表現に走りたくなる気持ちもよくわかります。失われた30年→コンティニューみたいな状況下ではなおさら……。でも、評判って不思議なもので、自分では届いてないように感じられたとしても、周りの人や意外な人々がどこかで見てくれているんですよね。そういうものだと信じてます(信じ続けられる日までは)。 
  

>>これから行くかもしれない展覧会[2019・10~]