PDFでご覧いただけるポートフォリオ(仕事ファイル)「下山ワタル DESIGN ARCHIVE」の各章扉テキストを、スマートフォンでも読めるようにまとめたページです。PDFと同じ構成・順序で、該当するWorksへのリンクも並べています(各リンクは別ページで開きます)。

DESIGN ARCHIVEについては、以下のページに説明がありますので、ぜひご一読ください。

下山ワタル DESIGN ARCHIVE[第3版]
https://paragraph.jp/2019/07/wataru-shimoyama-design-archive/

下山ワタル DESIGN ARCHIVE

PROFILE
https://paragraph.jp/profile/
 

1|音楽・出版の仕事

駆け出しの編集者として素材を届けに行ったデザイン事務所で、DTPソフトが動作する沢山のディスプレイが並ぶのを見たのが、Macとの出会いでした。一年後には自費で購入し、編集していたファンクラブ会報のDTP化を皮切りに、社内で発生するプロモ資料やフライヤーの仕事を片っ端からデザインしていきました。デザインを始めたのが、ちょうど世の中が写植からDTPにシフトチェンジする時期と重なっており、多くのデザイナーとほぼ同じスタートラインから始めることができたのも幸運でした。

印刷物や冊子(コンサートパンフレット)、CD/DVDパッケージ、広告、ロゴなど、あらゆる種類の仕事が次々と飛び込んでくるような環境で、時に失敗に目をつぶってもらいながら、独力でデザインや印刷の基本を学びました。第一線で活躍するミュージシャンたちの自由な発想に触れられたのが何よりも大きく、また、編集とデザインの境界線も未分化 (=自由)な職場で、デザインをしながら編集・撮影・企画などコンテンツも同時に考えるような経験ができたことも、いまの自分にとっての礎になっています。
 

中村一義 『ジュビリー』プレスキット(1999)
https://paragraph.jp/portfolio-item/jubilee-press/

中村一義 博愛博(2002)
https://paragraph.jp/portfolio-item/haku-ai-haku/

矢野顕子/上田三根子 わたしはラーラ(1999)、はたらくラーラ(2000)
https://paragraph.jp/portfolio-item/my-name-is-lara/
https://paragraph.jp/portfolio-item/working-girl-lara/

矢野顕子 Akiko Yano Songbook(2001)
https://paragraph.jp/portfolio-item/akiko-yano-songbook/

V.A. Non Vintage|林立夫セレクション(2005)
https://paragraph.jp/portfolio-item/non-vintage/

黒沢健一 V.S.G.P、V.S.G.P plus、V.S.G.P NAKED(2010)
https://paragraph.jp/portfolio-item/vsgp/

藤本ともひこ・中川ひろたか 作品集 ぼくのうた きみのうた5 「いちについて」(2010)
https://paragraph.jp/portfolio-item/ichi-ni-tsuite/

スムルース Beautiful Days(2011)
https://paragraph.jp/portfolio-item/beautiful-days/

V.A. Sing More Songs もっとうたってよちゃん(2016)
https://paragraph.jp/portfolio-item/sing-more-songs/

こくぼみゆき・作 しもだいらあきのり・絵 下山ワタル・デザイン
よめる よめる もじの えほん(2015)

https://paragraph.jp/portfolio-item/yomeru-yomeru-moji-no-ehon/

こくぼみゆき・作 しもだいらあきのり・絵 下山ワタル・デザイン
わかる わかる じかんの えほん(2016)

https://paragraph.jp/portfolio-item/wakaru-wakaru-jikan-no-ehon/

中川ひろたか・作 斉藤美春・写真 ぼくの手 わたしの手(2013)
https://paragraph.jp/portfolio-item/bokunote-watashinote/

はまのゆか・作/絵 九九をとなえる王子さま(2013)
https://paragraph.jp/portfolio-item/kuku/

中川ひろたか みんなともだちカロム(2011)
https://paragraph.jp/portfolio-item/mintomo-carrom/

佐藤 剛 ウェルカム!ビートルズ(2018)
https://paragraph.jp/portfolio-item/welcome-beatles/

池田朗子・作 福田利之・絵 ねずみのシーモア(2019)
https://paragraph.jp/portfolio-item/seemore/

フランソワ・オビノ・作 ジェローム・ペラ・絵 谷川俊太郎・訳
わたしのやま(2020)

harmonize(ハーモナイズ) 吹奏楽チャリティーコンサート(2008〜)
https://paragraph.jp/portfolio-category/hmn/
 

2|ロゴデザインの仕事

フリーランスになって約2年後の2008年、引きこもりの若者を支援するNPOのロゴや印刷物のデザインを依頼されました。ブランディングという言葉もまだ知らず、直接的にはそのような目的の仕事ではなかったものの、ひとつの組織とそこに集まるメンバーと向き合い取材を重ね、彼らの求める方向を探っていく作業から多くを学びました。デザインを通して世の中に貢献するというモチーフについても初めて意識しました。

ブランディングにまつわる本格的な仕事は、次項で紹介する生活クラブのプロジェクトが最初ですが、それ以前にも企業やプロジェクトの顔となるロゴデザインの仕事に数多く関わってきました。クライアントの理念や目指すものを読み取り、シンプルな形に集約する、ロゴデザインの仕事は自分にとって大きな楽しみのひとつです。

https://paragraph.jp/portfolio-category/logotype-ci/
 

協同ネット(2008)
https://paragraph.jp/portfolio-item/kyodo-net/

10,000 SAMBA!(2008)
https://paragraph.jp/portfolio-item/10000-samba/
 

3|生活クラブ/ブランディングの仕事

2014年春から、生活クラブ生協のブランディングプロジェクトチームにアートディレクターとして参加しました。子育て中の若い世代をイメージして、長い歴史の中で親しまれてきたロゴやマーク、パッケージを刷新し、カタログ、注文システム、ウェブサイトなどのサービスを使いやすく改善する仕事に、助走・準備期間も含めて約5年間取り組んできました。

プロジェクトの大きな核となったのは、2015年から使われている新ロゴタイプのデザイン。同じ時期に定められた書体やブランドカラーのルールに沿って、新ロゴタイプのテイストに準じた制作物が世の中に広がっていきました。注文カタログは親しみやすくフレッシュな印象になり、消費材(商品)のパッケージはそれまでのリングを強調した力強い外観から、シンプルで優美なイメージへと変貌しました。

古いものを捨てて無闇に新しくするのではなく、生活クラブが過去に積み重ねてきたものを否定せず、ベテランの組合員にも、これから新しく入ってくる人たちにも、新しいデザインの心地よさや楽しさ、使いやすさを同じように感じてもらえたら、というのが一連の仕事を通して心がけてきたことです。“Good design is as little design as possible” という、自身のデザインに対する考え方が生かされています。

https://paragraph.jp/portfolio-item/seikatsu-club-works/
 

4|イラストレーション

デザインを始めてから約2年後の1998年、Adobe Illustrator上でマウスを使った挿絵のようなものを描き始めたのが、自分にとってのイラストの誕生でした。デザインと同様に絵を描く習慣もなかった自分にとって、それは手と違って何度もやり直せるIllustratorだからこそ可能だった、デザインの「拡張」でした。

デザインと比べて多くの時間がかかることからクライアントワークとしての展開は一度断念しましたが、ライフワークとして、これからも細く長く続けていきたいと思っています。

https://note.com/cinnamon_tokyo/m/md044f54f968c
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