これから行くかもしれない展覧会[2019・10〜]

これから行くかもしれない展覧会[2019・10〜]

d design travel KAGAWA EXHIBITION
2019年9月6日[金]―12月2日[月]
d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)(東京・渋谷)
四国にまつわる仕事をきっかけに興味を持ったので、行ってみようと思う。

クラウディア・ペニャ・サリナス「Atlpan」
2019年9月7日[土]―11月8日[金]
THE CLUB(GINZA SIX 6F・銀座蔦屋書店)(東京・銀座)
メキシコの神話と日本古来の庭園文化の融合。とても魅力的。

コートールド美術館展 魅惑の印象派
2019年9月10日[火]―12月15日[日]
東京都美術館(東京・上野)
久々に印象派ががっつり観られる展示。マネ、モネ、セザンヌなど。和田彩花おすすめの展示。

ムラタ有子「新作絵画展」
2019年9月13日[金]―10月26日[土]*10月1日(火)〜9日(水)休
GALLERY SIDE 2(東京・六本木)
最近は動物や自然を題材に描いている。ぼくの関心と近く、参考にしたい。

チェコ・デザイン 100年の旅
2019年9月14日[土]―11月10日[日]
世田谷美術館(東京・用賀)
まとめて観られる機会は少ない、チェコの絵画から工芸品まで。

きくちちき絵本展 しろとくろ
2019年9月21日[土]―11月10日[日]
武蔵野市立吉祥寺美術館(東京・吉祥寺)
動物や自然をこんなふうに自分は描けない。素直に感嘆するしかない。

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密
2019年9月29日[日]―11月24日[日]
練馬区立美術館(東京・中村橋)
2016年から、世界と日本各地を巡回する展示が東京へ。八王子で逃したので観たい。

絵本に見るアートの100年―ダダからニュー・ペインティングまで
2019年10月1日[火]―2020年1月19日[日]
国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム(東京・上野)
エル・リシツキーの絵本だけでも価値あり。ほかにもウォーホル、ソール・バスなど。

細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969–2019」
2019年10月4日[金]―11月4日[月・休]
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリー(東京・六本木)
50年を5つのパートに分けて紹介。ネーミングがいい。東京の音楽。

植田真個展「僕のすきな本のためのレコード」
2019年10月5日[土]―10月18日[金]
SEE MORE GLASS(東京・原宿)
これまでに読んできた本をレコードジャケットに見立てた作品の展示。

ラウル・デュフィ展─絵画とテキスタイル・デザイン─
2019年10月5日[土]―12月15日[日]
パナソニック汐留美術館(東京・新橋)
グラフィック寄りの絵。花・虫など自然を題材にしたテキスタイル作品も。

オーレ エクセル × グラニフ展
2019年10月8日[火]―11月4日[月・祝]
グラニフ原宿ギャラリー(東京・原宿)
コラボ商品発売を記念し、スウェーデンからの貴重なポスターを展示。

片桐水面個展「燈(あかり)」
2019年10月10日[木]―10月20日[日]
もりのこと(東京・西荻窪)
クートラスとかを連想させる。ここにしかない世界。

ジャン・ジュリアン「レコニル」
2019年10月11日[金]―11月9日[日]
NANZUKA(東京・渋谷)
インスタでフォローしていたペインティングアーティスト。画集を販売。

中林忠良銅版画展 ―腐蝕の旅路―
2019年10月18日[金]―11月20日[水]
O美術館(東京・大崎)
Corneliusの叔父。作品が『Mellow Waves』シリーズに採用されたことで知られる。

石内都展 都とちひろ ふたりの女の物語
2019年11月1日[金]―2020年1月31日[金]
ちひろ美術館・東京(東京・上井草)
ちひろ美術館は、いつもながら企画の着眼点、取り合わせがすごくいいと思う。

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日[土]―2020年2月16日[日]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
2020年で25周年。100年つづけたい、との思いから付けられたタイトルの展示。

AKIRA ART OF WALL Otomo Katsuhiro × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION
2019年11月22日[金]―12月16日[月]
PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)(東京・渋谷)
2019年11月22日[金]―12月8日[日]
GALLERY X(渋谷PARCO B1F)(東京・渋谷)
PARCO IS BACK! AKIRAの工事用仮囲いを再構成した作品と、B1では巨大立体物を展示。
 

[メモ]

デザインに関わった鈴木翼くんの10周年コンサートのライブルポです。
>>鈴木翼10周年記念コンサートに行ってきた|パラグラフ|下山ワタル

グラフィックデザインを始めてから約20年間の歩みをまとめました。ダウンロード可。
>>下山ワタル DESIGN ARCHIVE|パラグラフ|下山ワタル
 

お知らせしたい大事なことなどもありつつ、今回のメモはお休みにしたいと思います。

先日(9月中旬)突然の突発性難聴にかかり、薬を飲みつつマッサージやヨガなどを並行しながら様子を見てきました。左耳が全く聴こえない状態からは3日程度で回復し、一時的な不調もありつつ、9月下旬時点でほぼ発症前の状態まで戻ったことを、とりいそぎご報告します。

のちのちどなたかのお役に立てるよう文章にまとめているところで、後日公開の予定です。

>>HIFUMI Records|Works|パラグラフ
 

>>これから行くかもしれない展覧会[2019・9~]

これから行くかもしれない展覧会[2019・9~]

これから行くかもしれない展覧会[2019・9~]

畦地梅太郎・わたしの山男
2019年7月6日[土]―9月23日[月・祝]
町田市立国際版画美術館(東京・町田)
半世紀経ったいま見ても新鮮。版画であることにもいまさらながら驚く。

絵本になった『ねすみのシーモア』原画展
2019年8月20日[火]―9月2日[月]
青山ブックセンター本店 ギャラリースペース(東京・表参道)
日本各地を巡回したねずみのシーモアが東京に帰ってきた。

「aupuni」網代幸介、山口洋佑
2019年8月23日[金]―9月4日[水]
新宿眼科画廊(東京・新宿)
アフリカの国とどこかの宗主国? 強く語りかけてくる絵。

有山達也展「音のかたち」
2019年8月27日[火]―10月5日[日]
クリエイションギャラリーG8(東京・新橋)
レコードを題材に考える音の「かたち」。有山さんの初個展。

ジョーダン・カーウィック「FATAL PURITY」
2019年8月30日[金]―9月21日[土]
MASAHIRO MAKI GALLERY(東京・明治神宮前)
花瓶の花を描いているだけなのに、目が離せなくなる。

荒井良二個展「きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ」
2019年9月2日[月]―9月14日[土]
ピンポイントギャラリー(東京・表参道)
神宮前移転後初の展示。新作絵本をテーマに描き下ろしたオリジナル作品。

デッカチャン 芸術の秋展『HAPPY』
2019年9月3日[火]―9月16日[月・祝]
Cafe’ na.(カフェな。)(東京・原宿)
ニガミ17才のメンバー、トミタ栞など意外な顔ぶれ。カフェな。は原宿の大好きな場所。

しんよんひ 個展「雨の音」
2019年9月5日[木]―9月16日[月]
ウレシカ(東京・西荻窪)
多色なのにどことなく物哀しい、不思議な情感を湛えた絵。

柊有花個展「Blessing」
2019年9月6日[金]―9月11日[水]
HBギャラリー(東京・表参道)
人物や花、馬などのモチーフを優雅に描く。立体作品も。

濱田英明写真展「DISTANT DRUMS」
2019年9月7日[土]―9月29日[日]
BOOK AND SONS(東京・学芸大学)
同名の写真集の元になった旅先の写真。どこを切っても濱田さんの世界。

ホンマタカシ「Looking through – Le Corbusier windows」
2019年9月7日[土]―10月12日[土]
TARO NASU(東京・六本木)
何年か前に表参道のブティックで同じシリーズを観た記憶がある。

阪本トクロウ展 -Weave-
2019年9月12日[木]―9月27日[金]
新生堂(東京・表参道)
「墨流し」という技法に挑戦して描かれた新作。

チェコ・デザイン 100年の旅
2019年9月14日[土]―11月10日[日]
世田谷美術館(東京・用賀)
まとめて観られる機会は少ない、チェコの絵画から工芸品まで。

くのまり個展『gift』
2019年9月18日[水]―9月29日[日]
手紙舎 2nd STORY(東京・柴崎)
切り絵による人物と、風景の対比が見事。

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密
2019年9月29日[日]―11月24日[日]
練馬区立美術館(東京・中村橋)
2016年から、世界と日本各地を巡回する展示が東京へ。八王子で逃したので観たい。

細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969–2019」
2019年10月4日[金]―11月4日[月・休]
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリー(東京・六本木)
50年を5つのパートに分けて紹介。ネーミングがいい。東京の音楽。

植田真個展「僕のすきな本のためのレコード」
2019年10月5日[土]―10月18日[金]
シーモアグラス(東京・原宿)
本がレコードだったら、と架空の音楽を想像して作ったジャケット作品。

中林忠良銅版画展 ―腐蝕の旅路―
2019年10月18日[金]―11月20日[水]
O美術館(東京・大崎)
Corneliusの叔父。『Mellow Waves』シリーズに採用されたことで有名。待望の東京展。

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日[土]―2020年2月16日[日]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
来年で25周年。100年つづけたい、との思いから付けられたタイトルの展示。

[メモ]

ケロポンミュージアム@シーモアグラス、終了しました。「編集後記」的な文章を追加しました。
>>ケロポンミュージアム@シーモアグラス|パラグラフ|下山ワタル

グラフィックデザインを始めて約20年間の仕事をまとめました。ダウンロード可。
>>下山ワタル DESIGN ARCHIVE|パラグラフ|下山ワタル

最近突然聴くようになったK-POPから好きな曲・気になる曲をプレイリストにまとめました。
>>K-POP PLAYLIST 2019 SUMMER|パラグラフ|下山ワタル

何度でも読んでほしい、アンジュルムックと、ハロプロを好きになった理由。
>>これから行くかもしれない展覧会[2019・7〜]|パラグラフ|下山ワタル

この夏に関わった仕事について、後日お知らせします。
おかげさまで途切れない程度に新しい仕事も戴けています。

昨年の8月に新しい自宅兼仕事場に転居して、早いもので一年が経ちました。
写真は、今年の6月に種を植えて、3か月で大きく育ったひまわり。
日照のせいか、葉が茶色くなり随分虫に食われてしまったけど、なんとか花が付いた。
まるで、この一年間のセルフドキュメンタリー、もしくは自画像のよう。


 

>>これから行くかもしれない展覧会[2019・8~]

これから行くかもしれない展覧会[2019・8〜]

これから行くかもしれない展覧会[2019・8〜]

ケロポンミュージアム@シーモアグラス
2019年8月5日[月]―8月18日[日]
シーモアグラス(東京・原宿)
21名の絵本画家がケロポンズの楽曲をテーマに描く作品展。原画の販売も。

[メモ]

8月のギャラリー巡りを1か月お休みすることにしました。
梅雨も明けて本格的な夏が到来し、部屋から外に出るだけでも厳しい状況の中、今月ばかりはギャラリー巡りは危険だと判断しました。
(こんな季節にしがらみだけの理由でオリンピック開催を強行する国もあるそうですが…)
フェスや行楽に行かれる方、適宜水分を摂り、熱中症にはくれぐれも気をつけましょう 🙂

今月は、自分がデザイン&企画に関わった展示を1つだけご紹介させてください。
(8月の展示に関しては、先月の更新もご覧ください。)
 

保育園からフジロックまで大活躍中の2人組、ケロポンズ。その活動20周年を記念して、8月4日(日)に浅草公会堂で開かれる「ツイてる!ツイてる!エビカニフェス」と同時開催の展示企画「ケロポンミュージアム」より、21名の絵本画家・イラストレーターがケロポンズの楽曲をテーマに描いた作品の展示が、原宿のシーモアグラスに巡回します。題して「ケロポンミュージアム@シーモアグラス」。ケロポンズに縁のある画家さんたちの錚々たる顔ぶれに、只々驚くばかりです。

8月9日(金)にはケロポンズによるトーク&ミニライブも開かれます。この日はぼく(下山)もトークゲストとして出演し、今回の展示やデザイン、ケロポンズの20年の歩みについてお話したいと思います。

展示を観に行くとかではなく、涼みに来る感じで立ち寄っていただけたらうれしいです。アイスクリームのセットもあるし、逆に温かいチャイなんかも体に優しいと思います。

>>ケロポンミュージアム@シーモアグラス|パラグラフ|下山ワタル
>>ツイてる!ツイてる!エビカニフェス|パラグラフ|下山ワタル
 
>>これから行くかもしれない展覧会[2019・7~]

これから行くかもしれない展覧会[2019・7〜]

これから行くかもしれない展覧会[2019・7〜]

『かりや展』in ササユリカフェ
2019年5月30日[木]―8月19日[月]
ササユリカフェ(東京・西荻窪)
「なつぞら」タイトルバックのアニメーターの個展。「なつぞら」原画、台本表紙イラストなど。

クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime
2019年6月12日[水]―9月2日[月]
国立新美術館(東京・乃木坂)
最初は観ないかもしれないと思ったけど、実はいまの自分にとても必要なのかも。

塩田千春展:魂がふるえる
2019年6月20日[木]―10月27日[日]
森美術館(東京・六本木)
最初は観ないかもしれないと思ったけど、実はいまの自分にとても必要なのかも…2。

Artist Photo Lab.  田島貴男写真展「Bless You!」
2019年6月21日[金]―9月30日[月]
マスターウォール銀座(東京・銀座)
インスタグラムで発表している写真の腕が素晴らしいオリラブ田島さん待望の写真展。

前田麦「STAMP BY ME」
2019年6月28日[金]―7月20日[土]
(PLACE)by method(東京・渋谷)
市販品のスタンプだけを使ったアートワーク。面白い。場所はベルサール渋谷1stの裏。

Archives: Bauhaus 展
2019年6月28日[金]―9月23日[月]
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery2(東京・銀座)
実はバウハウスにはあまり興味がないが、ランドスケープ中原さんの企画として惹かれる。

2019 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2019年6月29日[土]―8月12日[月・祝]
板橋区立美術館(東京・西高島平)
改装後初展示。台湾のチェン・インシウ「旅に出よう」がいい感じ。

高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの
2019年7月2日[火]―10月6日[日]
東京国立近代美術館(東京・竹橋)
音声ガイドが「なつぞら」の坂場役の人。>>特設サイト

ジョシュ・スパーリング|SUMMERTIME
2019年7月3日[水]―8月10日[土]
ペロタン東京(東京・六本木)
フランスの駄菓子みたいに徹底化されたポップ感。

立花ハジメ個展|ササカーナ sa・sa・ca・na
2019年7月5日[水]―8月4日[日]*金土日営業
PREFAB Gallery & Things(東京・下北沢)
先日急逝したプラスチックス島武実さんのスペースでの開催。

Exhibition: The Making of Billie Eilish’s “you should see me in a crown” Official Video
Takashi Murakami x Studio PONCOTAN

2019年7月10日[水]―7月23日[火]
Animanga Zingaro(東京・中野)
ビリー・アイリッシュの新作MVを手がけた村上隆のコラボ展。グッズがすごい。

ジュリアン・オピー
2019年7月10日[水]―9月23日[月・祝]
東京オペラシティアートギャラリー(東京・初台)
11年ぶりの大型個展、とは思えない。ずっと変わらないから。

安野光雅展 絵本とデザインの仕事
2019年7月6日[土]―8月25日[日]
平塚市美術館(神奈川・平塚)
絵本原画だけでなく、装幀の仕事も。一日ふらっと空けば行けるのだが。

Nieves「Zine Wall」
2019年7月11日[木]―8月25日[日]
amala(東京・吉祥寺)
NievesのZINE200冊。よくこれだけのアーティストを揃えられるものだ。

Hiroshi Nagai Exhibition|CONTRAST
2019年7月11日[木]―9月10日[水]
代官山蔦屋書店(東京・代官山)
永井博さんの新作画集にちなんだ展示。代官山蔦屋書店、遠くなったなー(心理的に)。

TOKYO ART BOOK FAIR 2019
2019年7月12日[金]―7月15日[月・祝]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
15年前大好きだったGRRRR(インゴ・ギーゼンダナー)の展示が!

原田治 展 「かわいい」の発見
2019年7月13日[土]―9月23日[月・祝]
世田谷文学館(東京・芦花公園)
イラストレーター≒グラフィックデザイナー。尊敬する人。

みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ―― 線の魔術
2019年7月13日[土]―9月29日[日]
Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)
ミュシャとジャポニズム、日本のコミックへの影響線を辿る興味深い展示。

みんなのレオ・レオーニ展
2019年7月13日[土]―9月29日[日]
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(東京・新宿)
絵本『スイミー』の原画など、生涯を振り返る回顧展。

大竹伸朗 ビル景 1978-2019
2019年7月13日[土]―10月6日[日]
水戸芸術館 現代美術ギャラリー(茨城・水戸)
やっと行けそうな場所まで巡回してきた。>>イメージムービー

[メモ]

今年もソングブックカフェのCDブックの仕事をしました。第3弾です。

>>ワクワクあふれだす ~Hoick CDブック3~|パラグラフ

春頃からの仕事がいくつか形になっていますが、もう少ししたら改めてお知らせできます。
 

先日のTBSラジオ「アフター6ジャンクション」が、蒼井優と菊池亜希子の二人(アンジュルムックの編集チーフ)を迎えてのアンジュルム特集でした。いろんな人がヲタクになったきっかけ、とくに、ぼくもそうであるところのハロヲタ(ハロプロのヲタク)になるまでの話を聴くのは興味深いものですが、この日の蒼井優の発言で自分と同じだと思ったのが、「最初の頃はお米と同じくらい、みんな当たり前に(ハロプロを)好きだった」というくだりでした。

>>特集:蒼井優&菊池亜希子presents『アンジュルム』特集!|TBSラジオクラウド

宇多丸が「ヲタとしてではなく」と発言を継いでいるように、当時はASAYANもうたばんも“モー娘。”としての冠番組も、それこそお米や湯水のようにあふれていた。ぼくが初めて買ったモーニング娘。のシングルは「Memory 青春の光」でしたが、どちらかというと音楽的な関心が先だったし、モーニング娘。の写真集『hamilton island』を買ったのも、写真家の新津保建秀さんが撮影していたから(企画を担当したのはプチグラパブリッシング)。もともと生涯を通してアイドルは好きだったけど、ヲタク的な熱狂とは長い間距離を置いていました。

ぼくの見立てでは、この「距離」こそが、サブカル/ヲタク的な関心のあり方を特徴付ける大きな要素だったと考えています。地方と東京、日本と西洋、日本とディープコリア、在宅と現場……90年代まで存在した様々な「距離」の壁をぶっ壊したのがインターネット──YouTube、UstreamとTwitterでした。…このトピックだけでも記事が何本か書けそうです。

蒼井さんは、スマイレージ2期まではハロプロを追っていて、その後、タカラヅカでヲタ心が開花し、しばらく離れた後で菊池さんを通じて“今のハロープロジェクト”、アンジュルムに引き戻されたといいます。この“今の”というワードが非常に重要で、たとえばモーニング娘。を例に取ると、お米のように存在した初期の黄金期のモーニング娘。と、今の、鞘師里保がエースとして君臨した9期10期加入以降のモーニング娘。は、全く別のグループといっていいほど、コンセプトから、EDMやベースミュージックを取り入れた音楽性、ダンスパフォーマンスの強度に至るまで、何から何まで違っています(勿論レパートリーやマインド的には伝統を受け継いではいますが)。多くの人がいまだに記憶しているのは、辻加護矢口などが在籍し、スキャンダルと常に隣り合わせだった初期のモーニング娘。のほうです。
 

 
2012年から自分の意志でチケットやCDを買って、“今の”モーニング娘。とスマイレージ(現アンジュルム)のツアーやリリースイベントに行き始めた頃、このエレクトロナイズされた(90年代に聴いていたテクノと同等の)爆音に包まれる快楽と引き換えなら、それまで恥ずかしかったヲタク的コードに入ることなんて全然苦ではないと感じました。むしろ入った方がより深く没入できる(同じアホなら…)。「あまちゃん」のアキの有名なセリフ「ダサいぐらい何だよ、我慢しろよ!」みたいな気持ち。

思えば、この宮藤官九郎がアキを通して叫ばせたセリフは、震災前後の人々の考え方の大きな変化を、短く強い言葉で見事に捉えたものでした。他方で冷笑的なムードがはびこる中、ヲタク的な「推し」や「応援」の概念に救われた人も多いと思います。自分もまたそのひとりです。

アンジュルムックについてすごいと思ったのは、どこかで見た蒼井&菊池編集長インタビューでの、アイドルは歌やダンスの上手さ、ルックスの美しさなどで計られることが多いけど、本来はアイドルはアイドルとしてただそこにいるだけで輝かしく、人に希望や勇気を与えることのできる存在である。アンジュルムックではそういったアイドルそのものが放つ輝きに光を当てたかった、という意味の言葉(かなり意訳、創作が入ってますが)。世間への後ろめたさを隠すかのように、楽曲が優れているからとか、何か別の尺度に当てはめてアイドルを捉えることの多かった自分にとっても目からウロコでした。これからは、理由もなくただ好きだから、でもいいかなと思いました。

>>「少女を消費しない」とはどういうことか?蒼井優と菊池亜希子が大好きなアイドルに一番伝えたかったこと|BuzzFeed
 

 
>>これから行くかもしれない展覧会[2019・6~]

これから行くかもしれない展覧会[2019・6~]

これから行くかもしれない展覧会[2019・6~]

熊谷守一美術館 34周年展
2019年4月19日[金]―6月30日[日]
豊島区立熊谷守一美術館(東京・要町)
約100点を全館で展示。前からちゃんと観たいと思っていた。

ハービー・山口写真展 私が育った街、君を見つけた街
2019年4月27日[土]―6月9日[日]
調布文化会館たづくり1階 展示室(東京・調布)
「街が人を育む」をテーマに、ロンドン、代官山から調布、深大寺まで。

デザインの(居)場所
2019年5月21日[火]―6月30日[日]
東京国立近代美術館工芸館(東京・竹橋)
東京国立近代美術館所蔵のデザインコレクションなど。チラシのグラフィックが秀逸。

大竹伸朗:大竹伸朗 1975―1989
2019年5月25日[土]―6月29日[土]
Take Ninagawa(東京・白金高輪)
佐賀町エキジビットスペースでの1987年の展示をベースに、過去作を紹介。

グッド・トイ 2019 常設展示
2019年5月25日[土]―
東京おもちゃ美術館(東京・四谷三丁目)
みんなともだちカロムなど、今年度のグッド・トイ45点を常設展示。

小川照夫写真展 EXPO ’70 -人類の辛抱と疲労-
2019年5月28日[火]―6月3日[月]
ニコンプラザ新宿 THE GALLERY2(東京・新宿)
タイトルに脱帽。初代大阪万博時代の写真。

NEO TOKYO AC部、オザキ エミ、Obak、muu、ムラヤマ ユカ、らるろり
2019年5月31日[土]―6月12日[水]
トーキョー カルチャート by ビームス原宿(東京・原宿)
AC部のボブネミミッミソフビなど。世代も表現手段も多様でバラバラ。

横尾忠則「B29と原郷-幼年期からウォーホールまで」
2019年5月31日[金]―7月6日[土]
SCAI THE BATHHOUSE(東京・根津)
(自身の)戦後史を肖像画などによる表現で淡々と。

宮島達男 Counting
2019年5月31日[金]―8月31日[土]
Akio Nagasawa Gallery Ginza(東京・東銀座)
おなじみの数字/デジタル数字を題材にした3つのインスタレーション。

中川ひろたか|糸のこアラカルト
2019年6月3日[月]―6月15日[土]
ピンポイントギャラリー(東京・表参道)
一時期突然始めた糸のこ作品を展示。「一時期突然」が中川さんの面白み。

「ちょっと立体」展 長谷川朗 ハヤシミワコ
2019年6月7日[金]―6月9日[日]
ギャラリーイロ(東京・吉祥寺)
VV下北沢長谷川朗さんの夫婦展。3日間の展示を行うギャラリー。

華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化
2019年6月8日[土]―7月28日[日]
松濤美術館(東京・神泉)
美しく絵付けされた陶器の世界。不勉強ながら初めて知りました。

生誕125年 速水御舟
2019年6月8日[土]―8月4日[日]
山種美術館(東京・広尾)
山種美術館所蔵の全点をコンプリート。どの時代も素晴らしい、日本画の真髄。

阪本トクロウ|カルペ ディエム
2019年6月15日[土]―7月13日[土]
GALLERY MoMo Hyogoku(東京・両国)
写真ではなく絵。かれこれ20年位、日本画の最先端を走り続ける画家の新作。

福田利之展覧会「青い山こえて」
2019年6月17日[月]―6月29日[土]
ピンポイントギャラリー(東京・表参道)
“青い山こえて”別の場所へ移転するピンポイントギャラリーに贈る花の展示。

2019 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2019年6月29日[土]―8月12日[月・祝]
板橋区立美術館(東京・西高島平)
改装後初展示。台湾のチェン・インシウ「旅に出よう」がいい感じ。

保立葉菜 木版画展「気持ちのんびり」
2019年7月5日[金]―7月10日[水]
オーパ・ギャラリー(東京・表参道)
木版画らしい、彫刻刀の彫り跡が見えてくるような作品。

ジュリアン・オピー
2019年7月10日[水]―9月23日[月]
東京オペラシティ アートギャラリー(東京・初台)
11年振りの大規模個展。

みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ―― 線の魔術
2019年7月13日[土]―9月29日[日]
Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)
タロットカードっぽい絵の人、という印象しかなかった…。漫画史への影響大。

[メモ]

2011年にデザインに関わったみんなともだちカロムが「グッド・トイ2019」に選ばれました。

>>みんなともだちカロム、GOOD TOY 2019を受賞|パラグラフ

毎年おなじみのharmonize吹奏楽チャリティーコンサート。今年はアートワークに初めて、自分以外の方の作品を使わせていただきました。

>>第11回harmonize吹奏楽チャリティーコンサート|パラグラフ

おかげさまで5月は月末ギリギリまで忙しい日々を送ることができました。海外の音楽チャートを聴くことによって実感した、グローバルとドメスティックとアンダーグラウンドの違いについて、また、GWに観たハロプロ研修生の公開実力診断テストの結果について、などなど語りたいテーマは山積していますが、ちょっぴり休憩のため、今月のメモはお休みとさせていただきます。
 
>>これから行くかもしれない展覧会[2019・5~]