Hello! Project 2020 Summer COVERS 〜The Ballad〜 夏ハロ中野初日C 「新しい興行様式」

Hello! Project 2020 Summer COVERS 〜The Ballad〜 夏ハロ中野初日C 「新しい興行様式」


 
東京都内の新型コロナウイルス感染者数が再び急増モードに。しかも初日にあたる7月11日(土)の前日には、新宿の小劇場シアターモリエールで、出演者を中心とするクラスター感染が発生……。どう考えても事務所がハロコン開催を決めた頃には予測してなかった状況だと思いました、これは。

自衛のため、せっかく当たったチケットが紙くずになっても「行かない」という選択もありえた。でもやっぱり行こうと決めたのは、午前の公演に行った人から流れてきた念入りともいえる感染対策を見て、だった。

入場前(ホール前広場)
ソーシャルディスタンスの目印が貼られた入場列に並ぶ

スタッフが持っている最後尾看板の裏面にあるQRコードを読み取って、「COVID19 -追跡システム-」登録ページへアクセスし、
1)メールアドレス 2)座席番号 の2点を登録
(入場時にも登録可能)

入場時:
(階段にもソーシャルディスタンスの目印)
↓非接触検温
↓追跡システム登録(その場で確認・チケットと照合)
↓アルコール消毒(スタッフから手のひらに)
↓チケット確認、荷物チェックの自己申告
↓足拭きマット(最初の枠で消毒、次の枠で拭く)
入場

会館内:
・マスク着用厳守
・アルコール消毒液の設置
・公演中の声援・発声禁止
・規制退場(1F⇔2F交互に、1〜2列ずつ退場)
・天窓など各所の換気
etc…

エスタ(警備)と会館スタッフはほぼ全員マスクとフェイスシールド着用。いつもは入場時に配られるオデッセーのチラシ配布もなく、必要な手順を踏んだ後は、あっけなく人の少ないロビーへと放り出された。通常は大混雑になる物販スペースもロープで封鎖されている。売店の列にもトイレの待機列にもソーシャルディスタンスを促す目印が。

分散入場でほとんどの入場が終わっていたからにしても、開演前の1F・2Fロビーにたむろする人がいつもに比べて極端に少ない。ソファーもソーシャルディスタンス。天窓もさりげなく開放して換気。アルコール消毒液が各所に設置され、ロビーではスタッフが一人常駐し、マスクの非着用などをチェックしている(注意を受けるようなヲタクは見る限り皆無だった)。

入口で登録を促される「COVID19 -追跡システム-」は、厚労省の接触確認アプリとは全く別物で、メアドと席番を捕捉しておき、のちのち感染が発生した際に備える目的らしい。

座席は一席おきに着席し、前後に空席を設けていた。ブロック・列単位で封鎖されている席もあったようなので、入場者数はキャパの40%くらいと思われる(公式発表では1000人)。男女比は目視で6:4くらい。

静まったホール内には小さな音量で、テレワーク歌唱の「負けないで〜愛は勝つ〜泣いていいよ」が延々とリピートしている。ステージ背面にはビジョンの設置がなく、したがっておなじみの開演前のCMもない。それでも重苦しさは全くなく、人の密度の薄さと二酸化炭素の放出量の少なさにより空気が美味しく感じられるほど(もちろんマスクを通して)。待つ時間は全然苦ではなかった。
 

本編と演出についてはネタバレ回避のため、ひとまずコンサートを観てざっくり感じたことを書く。
(歌唱順は毎回抽選で決められ、後半の公演の分は毎週金曜にOMAKEチャンネルで発表されるとのこと。中野の抽選結果は16日に公開)

普段に比べてとても簡素なステージの前面に、モニタースピーカーが6基並んでいる。つまり今回はイヤモニは使われていない。こういう素朴なコンサートを久々に観たなぁというのが、終わってすぐの感想だった。PAを通してスピーカーでホールが鳴る音を身体で感じ、照明がステージをふわっと照らすのを直接肉眼を通して見る。配信では絶対に味わえない感覚。ひとまずこれを届けたかったんだろうなということが伝わってきた(背面ビジョンがないのは、映像スタッフを省いて密を極力解消するためだと思われる。どうせ著作権的な理由で映像ソフトも作れないだろうし)。

大げさかもしれないが、敗戦後の焼け跡になった日本を数々の歌が照らした様子は、きょう観たハロコンのようなものだったのかも、と想像した。エンターテインメントとしてもゼロ地点からの新しいスタート。この簡素なステージと、普段のコンサートでは天地が裂けても絶対にやらないであろう、全編に渡るJ-POP〜歌謡曲のカバーを間近で見て、そのことを強く感じた。

東京を中心に再び新型コロナの感染者数が急激に増えている中、ハロコンを中止に、という声を(少数だけど)目にした。メンバーを心配する気持ちはわからなくもない。でも、もしこのまま無条件に公演を止めてしまったら、音響、照明、大道具、舞台演出、衣装、イベンター、etc……コンサートに携わるスタッフや運営会社の中には、これ以上体力を維持できずに力尽きてしまうところも出てくるかもしれない。一方でハロメンは、自粛期間のようなチャレンジ動画制作の日々にまた逆戻り。事務所がそのような状況で給料を払い続けることにいつまで耐えられるだろうか。

だからこそ危険を省みず無理にでもコンサートを開くべき、と主張したいわけでもない。危険に見える状況の中でも開催のための「条件」(会場の大きさ、換気、客席だけでなく楽屋裏も含めた十分な感染対策との関連性)を探りつつ、大丈夫な実績を少しずつ重ねていく。これからの興行はそういう努力なしにはもう開けないのかもしれない(新しい興行様式)。

音響、照明、衣装など、今回の現場が久々のスタッフもきっといたと思う。カラオケの出所について不思議に思っていたが、大久保薫さんのツイートで今回のためのオリジナル音源だと知った。そうやってお金が回っていくのも必要なこと。

まだ100%懸念が消えたわけではなく、メンバーが地方へ移動する際の感染がとても心配ではある。なにしろどこに落とし穴(時に地雷)が潜んでいるかわからないのだから。とにかく決して無理をしないでほしいと願う。
 

コンサートの最後に圭ちゃん(保田圭)が、観客に向かって頭を下げて訴えていたこと、それはアップフロントの西口社長が先日インタビューで伝えていた内容に近いと思われるので、リンクを載せておく。

>>モーニング娘。’20たちが挑戦する新たなアイドルコンサートの形 〈週刊朝日〉

自分もこのコロナ禍で、コンサートの開催を前提とした仕事をいくつか失った経験を持つ。前に音楽関係の会社に勤務していたので、コンサートの裏側でどういう人々が働き、その人達が現在どんな境遇で暮らしているかも大まかに想像がつく。興行を行う側に近い立場の感想のひとつとして受け止めてもらえたら、と思う。


 

ところで、長い間J-POPという音楽ジャンルに対して強い嫌悪感があり、それがハロプロを聴く理由にもなっていた。J-POP=「グルーヴのない音楽」という先入観から、歌う人によっては歌詞(メッセージ)主体でグルーヴがおざなりにされてしまうのが気持ち悪いとずっと思っていた。

でも今回、J-POP(それ以前の昭和の曲も多数)、しかもバラードという縛りの中で、ハロメンの歌声の中にグルーヴ的な要素を感じ取ることができたのが大きな発見だった。中でも清野桃々姫、竹内朱莉、浅倉樹々、山﨑夢羽の歌唱が印象に残った。桃々姫のソロはひなフェスや実力診断テストなどで何回か聞いたが、いつも堂々としていて好感が持てる。

上手い下手の次元を越えて心を突き抜ける瞬間が訪れるのもアイドル的歌唱の魅力で、橋迫鈴、工藤由愛、山﨑愛生ほか何人かの歌にそれを顕著に感じた。宮本佳林と小田さくらの二人はほんとうの意味で何かを超越していた。佳林ちゃんやきしもんは何を歌っても自分の歌という感じだし、小田さくらはもはや自分の歌という次元も超えそうなところまで来ていた。

何回か歌ううちに良くなっていくことも絶対あるだろうし、後半や違うチームの公演も(行けなそうだけど)行ってみたいと思った。

おまけ)
・ビジョンがないため双眼鏡はあると便利。中野の2F最後列に近い席で、8倍の双眼鏡なら一人分の顔から全身が見渡せる。5倍だと厳しい。

・アンオフィ屋はいなかった。自粛…。
 

>>J-POPバラードをソロ歌唱で堪能 夏のハロー!プロジェクト・コンサート開催|CDJournal

>>【ライブレポート】夏のハロコン開幕、ソロ&バラードツアー初日にモー娘。譜久村「皆さんの顔見てウルってきました」(写真13枚)|音楽ナタリー

↑直接取材ではなくメディア各社に宣材(オフィシャルの写真とメンバーのコメント、コンサートの概要)を渡して自由に書いてもらうスタイル

>>コロナ禍でも「観客あり」コンサート ハロプロの徹底した感染対策|ライブドアニュース

↑ハロコンの感染対策に特化した記事

雨近対談:楽曲大賞とハロプロ’18

雨近対談:楽曲大賞とハロプロ’18

A:今年はハローの現場に全然行ってない。去年と比べると雀の涙くらい(涙)。
C:今年に入ってチケットを買ったのは、去年申し込んで当たったカントリーのバレンタインイベントを除けば、12月の研修生発表会「みかん」だけ。毎年行ってたおぜこのバースデーイベントも今年は風邪で休んでしまったし。
A:DA PUMPの池袋噴水広場がいちばん盛り上がった(笑)。
C:あれはすごかった。その少し前に同じ場所でそこそこ集まっていたJuice=Juiceのリリイベがお葬式に思えるくらい。地方のお祭りみたいな盛り上がりだった。ハロヲタもよく頑張った。
A:今年はいろんな意味で、心と財布に余裕が足りなかった。あと、アイドルにちょっと飽きてしまったところも正直あって。
C:夏にPINK CRES.を初めてちゃんと聴いて、ものすごくハマってしまった。うちの娘(10歳)までドハマリして、「キレイ・カワイ・ミライ」を毎日のように歌ってた。歌詞の世界観も良いし、K-POPに通じる大人カワイさみたいなのが3人共にある。
A:1stはトラックメイキングも良質で、隠れた名盤だった。タイミングを逃してしまい、現場に行けなかったのが残念。
C:今年は非アイドルに目が向くモードだったのかも。同志社ミスコンのハロヲタ米田紗英ちゃんに毎日欠かさず投票してたし(笑)。彼女も大人カワイさの象徴みたいなところがあった。
A:将来どうなるのかな。いつか有名になって、ハローを引き立ててもらいたい。

 
A:では今年のハロプロについて、楽曲大賞の投票結果を振り返りながら。
C:5曲に絞るのにめちゃくちゃ悩んだ。娘。、J=J、つばき、研修生と、アルバム曲だけでもかなり充実していたから。
A:1位は、こぶしファクトリー「きっと私は」
C:グループとしてはいろいろあったけど、つんくから明るい曲をもらえて。
A:サビ始まりで複数のメロを間にはさんでループしていく、娘。の名曲「笑って!YOU」に近い構造。良い珍曲。
C:辛かった夏頃によく聴いて、元気をもらった。凹んでも頑張ろうっていう気持ちになれる。渋江監督のMVも良かった。
A:2位は意外。ハロプロ研修生「43度」
C:自分の中ではアンジュルム「46億年LOVE」へのアンチテーゼみたいな意識も少しあった(笑)。児玉雨子の快進撃の中、この曲における福田花音の歌詞を高く評価したい。
A:「サンタクロースの正体、小2で気づいて暴いてる」という神フレーズ!
C:うちの娘は小4、つまりつい先日気づいたっぽい。暴かず、そのままもらい続ける戦略らしい(笑)。
A:アレンジも、赤羽橋ファンクの典型。
C:アンジュの「46億年」みんないいって言うし確かにそうだけど、林田健司の作曲は良質すぎてそれこそジャニーズとも取替可能で、そのぶんハロプロ的計算不能な余白や遊びに欠ける印象を受けてしまった。それが、ここ数年のアンジュの(楽曲表現としての)生真面目さにも通じている。
A:MVの珍奇さでバランスを取っているようには見えるけれども。
C:別につんく純正の楽曲じゃなくても、簡単にやるなら「泡沫」の「あと58秒~」とか。でも、アンジュとしてはそれはしないんだろうね。

 
A:3位は、これも渋いところから、Juice=Juice「素直に甘えて」。アルバムの曲。
C:Juice=Juiceの歌としての魅力は、かなとも、さゆき、あーりーの3人のしっとりした低めの声に、中間のゆかにゃ、そしてトッピングのような佳林ちゃんのハイトーンヴォイス。これに尽きると思うんだ。この曲は5人時代のジュースの魅力が100%出てる。
A:路線も初期のジャズファンク風味に回帰しているし。
C:ルパン三世のエンディング、大野雄二テイスト。艶っぽい。
A:やなみんの卒業に、まなかんの加入、と今年もいろいろあったけど。
C:先ほどのヴォーカルの話に戻ると、今までのジュースの曲は5人の声の魅力を活かす方向で作られていた。
A:新メンバーの加入によってその構造が揺らいでしまう、と。
C:るるちゃんはの声は低域にも高域にもよく伸びるし、加入して大正解だった。逆に言うけど、やなみんの声は高域ではあっても、佳林ちゃんのように芯の強さはないので使いどころが難しい。
A:あと、5人時代は神曲だった「あばれてっか?! ハヴアグッタイ」が8人で録音すると凡庸に聞こえてしまったりとか。
C:あれは勿体なかった。去年まで次の楽曲大賞で絶対入れるつもりだった。あのクイーンっぽいドスの効いたハードロック感がよかったのに。
A:微妙なバランスでカワイイ寄りになってしまった。
C:だから今度やなみんがジュースを離れてしまうことも、残念だけど音楽面だけでいえばありなのかもしれない。まなかんも決して声量がある人ではないし、同じメンバーで長く続いてるグループへの新加入はいろいろ難しい、という結論に。

 
A:4位が、つばきファクトリー「表面張力 ~Surface Tension~」。これも鈴木俊介編曲の、典型的な赤羽橋ファンク。
C:笑っちゃうよね。ファンクをやれば何でもハロプロになるってわけじゃないけど、これはちゃんとなってる。
A:つばきの曲は王道を押さえながらもバリエーションがあって、どんな人にもどこかしらハマる要素があった。
C:「今夜だけ浮かれたかった」のスカ/ニューウェイヴぽいAメロもカッコいい。品がある。
A:5位に、カントリー・ガールズ「傘をさす先輩」。カップリングの方。
C:渋谷系っぽい曲も可愛かったけど、「恋マグ」に通じる世界がカントリー・ガールズらしくてこっちを選んだ。
A:おぜこの歌い出しも最高。
C:切ないよね。声もしっとりして大人っぽくなった。
A:Zeppのカントリーライブ、久しぶりに行ってみたい。まず当選しなくては(この直後にやなみんの卒コンZeppのお知らせ……)。
C:この間のZeppで「初めてのハッピーバースデイ」の’15 Ver.を3年ぶりにやったと聞いて、行けばよかったと後悔した。本当に大好きなので。
A:あのヴァージョンといえば、ひなフェスのうたちゃんのダンスを思い出すな。
C:うたちゃんも今年はいろいろと……長くなりそうなので割愛。『カントリー・ガールズ大全集』の発売を首を長くして待ちたい。
A:今年は、5位未満の次点も充実していた。ここには出てこなかったモーニング娘。’18についても一言。
C:アルバムも全体にクオリティが高かったし、シングルでは「Are You Happy?」がとにかく良かった。「青春Say A-HA」から続くトライバル路線の到達点だと思う。
A:「A gonna」のTrapにも驚いたけど、「Are You Happy?」は音圧含め何から何まで圧倒的だった。
C:細野晴臣さんがラジオで「負けた」と言っていたのは、この曲のことなんじゃないかと思ってる。

>>2018.11.25 Inter FM「Daisy Holiday!」>>|logs & records
 
A:最後に推しについて。
C:おぜちゃんは推しだけどある意味、箱推しのシンボルみたいなところがあって。おぜちゃんがいちばん可愛く幸せに過ごせるような、温かい居場所としてのカントリー・ガールズがいつまでも家族のように続けばいいと思っていた。でも一昨年の6月以降、そうも行かなくなってしまい(涙)。
A:傷はまだ癒えていない…。
C:いやメンバーたちの手前、そんなことは言えないでしょ。とにかくおぜこにはこのまま、昔のりんねみたいにカントリーの心を守って生き延びてほしいと願うよ。そのうち山木さんがメジャーリーガーをつかまえて、新カントリー・ガールズを作るから。
A:里田か!
C:その時はおぜこがPMで(笑)。
A:かえでぃーについても触れておこう。今年は加賀楓温泉郷で大きくブレイクした。
C:イケメン風のキリッとしたイメージとは裏腹にほんわかしてるところが、かえでぃーの本質だと思う。加賀温泉郷の一連の広告は、等身大の加賀楓をちゃんと引き出しているのがすごいと思った。
A:過去にあんな形で世の中に出たメンバーはいなかったはず。
C:DA PUMPの件と同じように、ファンコミュニティの新しい可能性を感じたね。
A:アイドルが自ら山手線広告全駅制覇したり、本来マネージャーがやるべき仕事をやってあげる必要は全くなくて。
C:そうだね。アイドルとしての才能の部分以外、何もできなくていい。無能だって構わない。そのぶんヲタが代わりに一生懸命動いてくれるから。


 
A:20周年企画にも、新グループ(ビヨーンズ)にも触れる時間がなかった。
C:じゃあ、それは次回に、ということで。
A:次回があるのか?? というわけで淡々と終わります。お別れの曲は「ハロー!ヒストリー」

Hello! Project 研修生発表会2017 〜春の公開実力診断テスト〜 に行ってきた

Hello! Project 研修生発表会2017 〜春の公開実力診断テスト〜 に行ってきた

(申し訳ございません。一ヶ月前のブログになります)

中野サンプラザでハロプロ研修生全員が一曲ずつパフォーマンスを行い、審査員による審査と入場者全員の投票によって、その年の実力上位を選ぶ「春の公開実力診断テスト」なるイベントが、毎年GWのこの時期に開かれており、今年2017年で5回めとなる。 【続きを読む】

2016年最も印象に残った××××

2016年最も印象に残った××××

:::アート:::
 
時間をめぐる、めぐる時間の展覧会 (三軒茶屋=生活工房ギャラリー)
近代風景~人と景色、そのまにまに~ 奈良美智がえらぶMOMATコレクション (竹橋=東京国立近代美術館)
ブラティスラヴァ世界絵本原画展 (浦和=うらわ美術館)
Chim↑Pom「また明日も観てくれるかな? 〜So see you again tomorrow, too? 〜」 (新宿=歌舞伎町振興組合ビル)
1920~2010年代 所蔵工芸品に見る 未来へつづく美生活展 (竹橋=東京国立近代美術館工芸館)
後藤美月個展「なんにもないがたくさんある」 (表参道=オーパ・ギャラリー)
平岡瞳版画展「ゆき」 (表参道=オーパ・ギャラリー)

全くノーマークだった「時間をめぐる、めぐる時間の展覧会」。チラシのビジュアルが、同じ時期に出版した絵本『わかる わかる じかんの えほん』と偶然似ていたのがきっかけで興味を持ちました。時間というひとつのテーマを、科学、歴史、文化人類学などさまざまなアプローチによって、デザインやイラストレーション、映像などの資料とともに解き明かしていく試みがとてもユニーク。関連資料として絵本も数多く紹介されていて刺激になりました。

「奈良美智がえらぶMOMATコレクション」では、普段の作品からだけでは伺えない奈良さんのルーツを垣間見ることができました。恩師の麻生三郎から受け継いだ平和への願いもコメントから伺え、いま観るべき展示になっていたと思います。

イラストレーションの領域における版画表現に目を見開かされた一年でした。ここ数年の画家たちの努力が花開き、大きな実を結んだ印象を持ちました。若手〜中堅のイラストレーターとの良き出会いにも恵まれた気が。彼ら/彼女たちに報いる仕事をしなくては。
 
 

:::音楽:::
 

24K Magic Bruno Mars
MALIBU Anderson .Paak
VIBLATION TOKYO HEALTH CLUB
99.9% Kaytranada
グッド・ナイト 森は生きている
A Long Day ミツメ
Epoch Tycho
Nite-Funk Nite-Funk

ベスト・アルバムとして挙げられる作品に、時代や個人の内面を反映するようないわゆる大作・力作が多かったように思います。「Happy」でも「(Get) Lucky」でもなかった一年。でも、個人的にはそういった重い作品と正面から向き合うことが難しい気分で、少しでも気持ちが軽くなったり、いまの足元を明るく照らしてくれる音楽ばかりを探していました。

 
Bruno Mars『24K Magic』

 
 
ボビー・ブラウンやマイケル・ジャクソンが活躍していた時代の華々しい空気感を、この息苦しい時代(白人以外の人種にとっては余計に…)にあえて持ち込んで見せてくれた。タイトル通りの、きらびやかで本物で、魔法のような30分に気持ちが救われました。
>>インタビュー|Billboard Japan

 
Anderson .Paak『MALIBU』

 
 
幼くして両親が刑務所へ、自身も妻子を抱えてホームレスに。しかし理解者に助けられ、やがてドクター・ドレのフックアップによってシーンへ登場……という「ドキュメント女(男)ののど自慢」ばりのサクセスストーリーも勿論のこと、ジャミロクワイの再来とも言いたくなる(しかし彼らほどポップ=単純ではなく、アウトプットも実に多彩)、ジャズ/フュージョンの影響を受けて複雑に刻まれたトラックの上を撫でていくようなハスキーなヴォーカルが癖になります。
>>アルバムレビュー|bmr
 

TOKYO HEALTH CLUB『VIBLATION』

 
ユニークなMVをきっかけに知った、スチャダラやリップの系譜に連なるヒップホップユニットが放った名盤。フリースタイルダンジョン(←これも息苦しい世の中を象徴するような表現のひとつ)には絶対出なさそうなところも好感が持てます。
>>TOKYO HEALTH CLUB
>>インタビュー|ナタリー
 

Kaytranada『99.9%』

 
先に挙げたアンダーソン・パークのアルバムにも参加している20代のプロデューサーによるファースト。ラリー・ハードやベースメント・ボーイズの浮遊感にも通じるような4つ打ちの曲が多く、単純に心地良い。アウトサイダー・アートのようなジャケも好き。
>>高橋芳朗 星野源にケイトラナダ『99.9%』をすすめた話|miyearnZZ Labo
 

森は生きている『グッド・ナイト』

 
CDの発売年は2015年だったけど、これはバンド解散後の去年に発表されたアナログLP。解散前に知っていれば……と悔しく思えるくらい、その独特の世界観に大きな衝撃を受けました。手づくりで織物をゼロから編み上げていくような、ここにしかないタイプの音楽。
>>インタビュー|Mikiki
>>森は生きている『グッド・ナイト』のアナログ盤におけるまさかの展開|ele-king
 

ミツメ『A Long Day』

 
 
以前から好みの音で注目していたけど、やっとアルバムを通してトータルで聴ける作品が完成。リズム隊とギターのカッティングから生まれるグルーヴが、トーキング・ヘッズやZEレーベルなど80年代前半の音数少なめのNW風。インタビューでも語っているように『ストップ・メイキング・センス』を思い出す。
>>インタビュー|Mikiki
 

Tycho『Epoch』

 
エレクトロニカ+ギターによる電子と生音の融合。ロバート・マイルズ「チルドレン」などに通じるような甘さを時折感じなくもないけど、とりあえずポップで爽快。メンバーが手がけるジャケットデザインがとてもグラフィカル。
>>ISO50 / Tycho Shop
 

Nite-Funk『Nite-Funk』

 
DAM-FUNKと、Nite Jewel(LAの女性シンセ・ポップ・ソロシンガー)によるユニット。これも80年代的でラグジュアリーなテイストを前面に出したファンク。フランソワ・ケヴォーキアンがマスタリングに関わっているらしいのですが、雰囲気としては80年代にアイランズ・レコードから出た、フランソワとホルガー・シューカイほかによるミニアルバム『Snake Charmer』に収録のダンス・クラシック「Hold On To Your Dreams」からダイレクトに繋がる世界。 
 
 
  

何十年ぶりかにレコードプレーヤーを買って、アナログ・レコードマニアの仲間入りをしました。アナログとストリーミングの両方で、松田聖子の初期作品と、ニュー・オーダーの全作品を、一時期何度も繰り返し聴いていました。ニュー・オーダーの12インチはCD化されたヴァージョンとは微妙に違っていて、アナログでこそ聴く価値がありました(特に「コンフュージョン」「シェルショック」)。全部通して聴いて好みだったのは、12インチ全部と、アルバムでは初期の『ムーブメント』『権力の美学』。
 
 

:::メディア:::
 

::本::
小さな出版社のつくり方 永江朗(猿江商會)
あしたから出版社 島田潤一郎(晶文社)
株式会社カラー 10周年記念冊子(株式会社カラー)

::雑誌::
CanCam 2017年2月号 特集:かわいい写真が撮りたい!! 特別付録:スマホに付ける!魔法の自撮りライト(小学館)

::映画::
シン・ゴジラ
この世界の片隅に
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
FAKE

秋頃に突然大きな夢が頭に浮かび、それ以降はそのことばかり考えていました。今年は実行に移したい。映画は評判だった作品を全部観切れてないので、ロングランの映画館にこれからでも観に行きたい。
 
 

:::ハロプロ楽曲大賞’16:::
 

  
1位|独り占め つばきファクトリー
2位|次々続々 アンジュルム
3位|押忍!こぶし魂 こぶしファクトリー
4位|何故 人は争うんだろう? ℃-ute
5位|泡沫サタデーナイト! モーニング娘。’16

次点|
The Vision モーニング娘。’16
そうじゃない モーニング娘。’16
セクシーキャットの演説 モーニング娘。’16
チョット愚直に!猪突猛進 こぶしファクトリー
どーだっていいの カントリー・ガールズ
懸命ブルース こぶしファクトリー
(リンクはすべてYouTube)
 

MV部門
1位|辛夷の花 こぶしファクトリー

 

推しメン部門|小関舞(カントリー・ガールズ)
 

 

つんく♂ VS 非つんく♂の楽曲が争う状況で、辛うじてつんく♂の曲が(自分の中では)優位に立ちました。つばきファクトリー「独り占め」は、久々のつんく×大久保薫コンビによる作品で、サトシ・トミイエのような流麗なピアノのフレーズが耳に残る佳曲(参考:Frankie Knuckles「Rain Falls」)。少女同士にしかわからない繊細なニュアンスの歌詞はザ・つんくの真骨頂。つんく♂の曲はMVやCDだけだと正直最初はピンと来ないのですが、現場で聴くとその歌詞やバックトラックの真価が、少女たちのギリギリの歌唱とパフォーマンスを通してしっかりと伝わってきます。

つんく♂の魂を純度の高い形で歌い継いでいるグループは、現在ではモーニング娘。とハロプロ研修生の2組だと思います。そのことに気付いてから、研修生のライブにも足を運ぶようになりました(冠番組の「はぴ☆ぷれ」「ただいま研修中」はリアルタイムで全部見ていたけど…)。ハロプロで一番面白くて観るべき価値があるのは研修生、という最後の境地に達してしまった2016年でした。

 
>>第15回ハロプロ楽曲大賞’16

 
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2015年最も印象に残った××××

2015年最も印象に残った××××

:::アート:::

速水御舟とその周辺 ─ 大正期日本画の俊英たち (用賀=世田谷美術館)
おとなもこどもも考える ここはだれの場所? (清澄白河=東京都現代美術館)
東京アートミーティングⅥ “TOKYO”-見えない都市を見せる (清澄白河=東京都現代美術館)
大阪万博1970 デザインプロジェクト (竹橋=東京国立近代美術館)
マグリット展 (乃木坂=国立新美術館)

豊作だった前年に比べ、これだと思える展示が少ない一年でした。昨年観た展示のアーカイブを振り返る限り、決して観てないわけでもなかったのですが……。

印象派の画家がルーツに挙げることの多い日本画の作品をまとめて鑑賞したい、という前年からの願いを「速水御舟とその周辺」が一発で叶えてくれました。充実した内容の図録をいまも時々見返しています。

ここ数年訪れることのなかった現代美術館に、去年だけで三度足を運びました。会田家「檄文」問題でクローズアップされた「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」には、一人で一回と、家族と娘の友達でもう一回。ヨーガンレールの、汚い現実をアートで美しく塗り替えるという渾身のメッセージに心を打たれ、おかざき乾じろ「はじまるよ、びじゅつかん」では、自分の子ですら容易に鑑賞経験を共有できないという、他者という壁の切なさを突きつけられました。アートをアートの外側(こども、世界、社会 etc.)と繋ごうとする試みがユニークでした。
 
 

:::音楽:::

EP D.A.N.
YELLOW DANCER 星野源
3776を聴かない理由があるとすれば 3776
PAPER GODS Duran Duran
①Let’s Say “Hello!” ハロプロ研修生
The SHOW Lucky Tapes
THE BAY Suchmos

 
D.A.N.『EP』

 
 
フェスとは別の文脈における、邦楽ロックの裾野の大きな広がりを感じた年でした。特に顕著だったのは20代前半の若手バンドの台頭。never young beach、Ykiki Beat、The fin.、Yogee New Waves、あとで挙げるLucky Tapes、Suchmos etc.…。そんな中で、Youtubeの関連動画でたまたま引っかかったD.A.N.の、トリップホップを少し連想させる(しかしポーティスヘッドほどには歌い上げず、エモくない)物悲しさや暗さが、2015年の気持ちにぴったりとハマりました。LIVEでも筋が通ったサウンドが展開されていたし、2016年に発表されるというアルバムが非常に楽しみです。
>>D.A.N.
>>インタビュー|Mikiki
 

星野源『YELLOW DANCER』

 
星野源特有のクセを持ったメロディと、誰もが知るブラック・ミュージックを融合すると、こんなに魅惑的なJ-POP=大衆音楽が生まれるとは……。よく考えて作られているのがわかるし、さらに細野晴臣直伝のエキゾチックなTOKIO風味まで散りばめられているとなると、これはもう好きにならずにはいられませんでした。うちの妻が放った「顔と、写真を撮らない以外は福山雅治」という名言にも笑いました…。
 

3776『3776を聴かない理由があるとすれば』

 
ここまでの3作品はほぼ同率1位です。2015年は、邦楽ロックとアイドルに80年代前半のような勢いが感じられました。特にアイドルは、戦国時代と呼ばれ始めてから4年余り、勢いを失うどころか一定の支持をキープしつつ、更なる多様性を獲得しています。アイドルの現場には、80年代の東京ロッカーズや東京ソイソースに匹敵するような熱狂と面白さを時折感じます(行ったことはないので想像で)。

3776(みななろ)の『3776を聴かない理由があるとすれば』は、全体がシームレスに繋がるひとつのコンセプトアルバムとして、その音楽性も含め、ピチカート・ファイヴの『女性上位時代』やドゥーピーズ『DOOPIE TIME』を凌ぐかのような勢いを持つ作品でした。サウンドの印象的に近いのはコーネリアスか? 音源で聴ける変拍子や複雑なコード進行を、現場ではカラオケにのせて14歳の井出ちよのちゃんが一音もずらさずに再現しているのにも驚愕。
>>3776(みななろ)
>>南波一海 presents ヒロインたちのうた。~アイドル・ソングのキーパーソンを直撃!~|石田 彰(前編)
>>南波一海 presents ヒロインたちのうた。~アイドル・ソングのキーパーソンを直撃!~|石田 彰(後編)
 

Duran Duran『PAPER GODS』

 
ダフト・パンク「ゲット・ラッキー」の流れを汲むナイル・ロジャースとの完璧なコラボに始まり、EDMや最近のR&Bをトレースする、今のデュラン・デュランとして完全に正しいサウンド。同時期に出たニュー・オーダーの新作よりこちらを推したい。アルバムとしての質や大規模プロモーションに見合うだけの評価を得ていない、売れていないのが信じがたく残念です。
 

ハロプロ研修生『①Let’s Say “Hello!”』

 
「Produced by つんく♂」と銘打たれた現時点でハロプロ最後のアルバムということになるでしょうか。つんく♂の真価はロー〜ミドルティーン設定の楽曲にこそ表れるという原則はここでも健在。Berryz工房の1st、スマイレージの初期作に比肩する傑作。デビューが決まっておらず大きなセールスも当然望めないハロプロ研修生名義のアルバムだからこそ、主力のグループでは実現することが難しくなりつつある、つんく♂本来の自由な感覚が全体にあふれていました。楽曲だけでなく、現在はデビューを果たし主力で活躍するメンバーたちによる新鮮な歌唱も魅力。
>>1 Let’s say “Hello!” – カスタマーレビュー
 

LUCKY TAPES『The SHOW』

 
 
cero以降の若手バンドによるシティ・ポップ的な括りで知って、実際に聴いてみたらとてもよかったので購入、という流れ。次に挙げるSuchmosや、星野源と同様、1980年代のブラックミュージックから多くの影響を受けているのが興味深いです(親経由で、というところも)。
>>LUCKY TAPES
>>インタビュー|CINRA.NET
 

Suchmos『THE BAY』

 
これも若手の才能あるバンド。LUCKY TAPESが鎌倉で、Suchmosが茅ヶ崎、という、山の手と下町みたいな柄の良し悪しも面白いです。ブラン・ニュー・ヘヴィーズなどのアシッド・ジャズに近い音。歴史は繰り返すというか、渋谷系のようなモード(ただしかつてのように特定の場所に依存していない)が再び起こり始めている気がします。
>>Suchmos
>>インタビュー|CINRA.NET 
 
 

ストリーミング配信元年ということで各社のサービスが一斉にローンチしました。去年まで使っていたソニーのMusic Unlimitedはそれらと入れ替わるように提供を終了。つくづく早すぎたサービスでした。

無料でひと通り試用してみた結果、どれも一長一短があって、決定的なサービスはまだ皆無というのが現状でした。カタログ総数もプレイリストも、Music Unlimitedの使い心地には遠くかなわない。国内未提供のYouTube Redが使えるという触れ込みの、Google Play Musicをとりあえず継続して使っています。

使い方に慣れると、これまでに触れる機会のなかった好みの音楽を掘り起こすのに役立つことがわかりました。そんな中から2015年に改めて知った音楽をいくつか下に挙げます(リンクはYouTube)。

Idea Microdisney
Girl Suicide
Televised Executions Suicide
Phonometrics Isotope 217
Shatner The Wedding Present
 
 

:::メディア:::

::本::
ちいさこべえ(1〜5) 望月ミネタロウ(小学館)
奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール 渋谷直角(扶桑社)
よめる よめる もじの えほん こくぼみゆき・さく/しもだいらあきのり・え/下山ワタル・デザイン(あかね書房)

::雑誌::
MUSIC MAGAZINE 特集:星野源/デモは続く!(ミュージック・マガジン)

::ネット関連::
HIRANO KEIKO’S OFFICIAL BLOG 平野敬子ブログ

::テレビ::
おじゃる丸スペシャル わすれた森のヒナタ (NHK Eテレ)
フリースタイルダンジョン/#9 チャレンジャー:焚巻 (テレビ朝日)
クラフトワーク:ポップ・アート (ミュージック・エア)
 
 

:::おまけ=ハロプロ楽曲大賞’15:::

  
1位|恋泥棒 カントリー・ガールズ
2位|愛おしくってごめんね カントリー・ガールズ
3位|ドスコイ! ケンキョにダイタン こぶしファクトリー
4位|大器晩成 アンジュルム
5位|ラーメン大好き小泉さんの唄 こぶしファクトリー

次点|
念には念 こぶしファクトリー
愛・愛・傘 Juice=Juice
わかっているのにごめんね カントリー・ガールズ
ありがとう ~無限のエール~ ℃-ute
乙女の逆襲 アンジュルム
テーブル席空いててもカウンター席 ハロプロ研修生
交差点 アンジュルム
カクゴして アンジュルム
(リンクはすべてYouTube)
 

MV部門
1位|青春小僧が泣いている(Another Ver.) モーニング娘。’15

  

推しメン部門|小関舞(左)
 
IMG_7821.GIF
 

つんく♂の病気療養&ハロプロの総合プロデューサー離職など、ハロプロにとっては激動の一年でした。その反面、新グループの結成ラッシュとともに外部の制作者を起用した楽曲が量産され、前年とは打って変わって上位5曲に絞るのが到底不可能な状況でした。実際に投票した5曲に入り切らなかった分は、次点に並べました。全部上位5曲に匹敵するクオリティです。

モーニング娘。が自分の中で失速したのと入れ替わりに、カントリー・ガールズの可愛さ=ポップ=正しさ、60’sやオールディーズを援用したアイドルポップスの王道的な世界に強く惹かれました。一方、こぶしファクトリーはその明確なコンセプトメイキングを背景に、つんく♂の穴を埋めるようなハロプロらしさを打ち出すのだという意志を、スタッフ一丸となって力強く実践してくれた気がします。2015年に良曲のレパートリーを一番増やせたのはアンジュルムではないでしょうか。中島卓偉が手がけた「大器晩成」とJuice=Juice「愛・愛・傘」は、タイプこそ違うものの、良曲揃いの2015年の中でも外せない2曲だったと思います。
 
>>第14回ハロプロ楽曲大賞’15

 
>>>2014年最も印象に残った××××
>>>2013年最も印象に残った××××
>>>2012年最も印象に残った××××
>>>2011年最も印象に残った××××
>>>2010年最も印象に残った××××
>>>2009年最も印象に残った××××
>>>2008年最も印象に残った××××
>>>2007年最も印象に残った××××
>>>2005年最も印象に残った××××
>>>2004年最も印象に残った××××

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