ヒネるズ『レッツ!ヒネるズ』

ヒネるズ『レッツ!ヒネるズ』

中川ひろたか・山野さと子・本田洋一郎の三人による、オールディーズ・カバー・バンド、ヒネるズ。1stアルバム『レッツ!ヒネるズ』のジャケットデザインを担当しました。

ヒネるズのネーミングの元になったオールディーズの象徴ともいえるダンスの「ツイスト」にちなみ、今回のジャケットデザインではいくつかの仕掛けを盛り込んでいます。

1:ジャケットを、ヒネる!

写真や文字・曲目を45度、90度などの角度にヒネってレイアウト。
まっすぐ見るためには、ジャケットもしくは首をそれぞれの角度にヒネります。

2:歌詞カードを、ヒネる!

中川ひろたかさんのYouTube番組「中川ひろたかの見えるラジオ」第1回でご紹介いただきました。
ヒネって読む歌詞カード。(たぶん)世界初!
このレイアウトで首をヒネりすぎてしまい、入稿後、1週間ほど腰痛に(笑)。

 
ほかにも、言わないとたぶん気付かれない小ネタをひとつ。
50〜60’sのアメリカンダイナーやダンスホールのフロアを意識した、黒と白の市松模様のフロア。白い部分の汚れは、フロアにこびりついて取れなくなった靴底のゴムの跡をイメージしています。

内容は、オールディーズをベースに中川さんが日本語でつけた替え歌とオリジナル曲による、洒落た仕上がりになっています。女性ヴォーカルとして、山野さと子さんの声が素晴らしいアクセントに。ボーナストラック「アボカド I love you」は、メキシコ産アボカド生産者・輸出梱包業者協会のCMソング。

 

ヒネるズ『レッツ!ヒネるズ』
ソングレコード
2020年4月10日発売
2500円+税(定価)

>>Tunecore:各社ストリーミング配信サイトでも音源を公開

>>ヒネるズ特設ページ

「ゼロの焦点」サントラの仕事

「ゼロの焦点」サントラの仕事

11月14日に公開される映画『ゼロの焦点』(監督=犬童一心)のオリジナル・サウンドトラックのデザインを担当しました。主演=広末涼子、中谷美紀、木村多江、というマイ・フェイバリット・女優さんたちによる豪華スリートップ。先日の東京国際映画祭あたりからテレビやネット、雑誌などで精力的なプロモーションが展開されてます。

音楽は、ゲルニカ、8 1/2、最近ではCM「たらこ・たらこ・たらこ」の作曲でも知られる上野耕路さん。そして主題歌「愛だけを残せ」を中島みゆきさんが歌っています。この頃ちょくちょくと頂いている中島みゆきさん関連の仕事です。ホントに今年はFocusに始まりFocusで終わるような一年でした(POPの焦点→ゼロの焦点)……まだ終わりじゃないけど。
 
既にAmazonなど各所で公開されているジャケットを見ても、実際どんな感じかわかりにくいと思います。実は、今回のCDブックレットは『ゼロの焦点』のテーマカラーの赤にちなんで、赤いトレーシングペーパーとカラーページが交互に来る特殊な仕様になっています。
 
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映画の宣伝で使われた「ゼロ」のアートワークが白と黒で刷られたトレペをめくると、
 
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作品の舞台になった「ヤセの断崖」とメインタイトルがどーんと。

こんな具合にトレペを使った効果が何ページか続きます。映画を観てサントラを購入した方には、映画全体に漂う、昭和30年代という時代と日本海特有の暗さが混ざった哀しみが、音楽とあいまってより深く伝わるのではないでしょうか。
 

「ゼロの焦点」オリジナル・サウンドトラック
音楽:上野耕路/主題歌:中島みゆき(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
2009年11月11日発売
定価 2500円(税込)

>>映画『ゼロの焦点』公式サイト
>>asahi.com|「昭和の女」ヒロスエ流 松本清張原作「ゼロの焦点」(広末涼子インタビュー)
(「自分が何をやりたいかより、人が自分に何をやらせたいかの方が重要」という言葉に共感)

タララ・プンカ・ポンカ・ピ〜Sing with TORIRO

タララ・プンカ・ポンカ・ピ〜Sing with TORIRO

9月6日にユニバーサルミュージックから発売される、三木鶏郎グループ、21Cトリロー・オールスターズのマキシシングル『タララ・プンカ・ポンカ・ピ』のデザインを担当しました。CM音楽の父・三木鶏郎が作曲、キリン アミノサプリナインのCM曲として話題になった「タララ・プンカ・ポンカ・ピ」に、昨年末、銀座・博品館劇場で行なわれたトリビュート・ライブ「Sing with TORIRO 三木鶏郎と異才たち」からのメドレー、初CD化含むCMソングを加えた全9曲入りのミニ・アルバム(収録曲など詳しい内容はこちらで)。

このCDの仕事にとりかかる直前に汐留のアド・ミュージアム東京(ADMT)を訪れ、江戸から現代までの日本の広告の歴史を見てきたが、そこで見たことが今回のデザインにとても役立った。ADMTには日本の広告の発展に寄与した人物として三木鶏郎の功績を紹介するコーナーがあり、このCDもそこのコレクションの一つとして展示されるとのこと。

三木鶏郎グループ、21Cトリロー・オールスターズ
『タララ・プンカ・ポンカ・ピ』
(ユニバーサルミュージック)
2006年9月6日発売 UICZ-4160 1,200円(税込)