これから行くかもしれない展覧会[2021・3/4~]

これから行くかもしれない展覧会[2021・3/4~]

小村雪岱スタイル ─江戸の粋から東京モダンへ
2021年2月6日[土]―4月18日[日] 日時指定予約制
三井記念美術館(東京・三越前)
版画・装幀本・工芸と雪岱の作品を多角的に紹介。原田治先生の勧めで好きになった。

STEPS AHEAD: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示
2021年2月13日[土]―9月5日[日] 日時指定予約制
アーティゾン美術館(東京・東京)
近現代を中心に膨大な物量の収蔵品展。>>和田彩花と行く…(CINRA)

高田理香
2021年3月1日[月]―4月30日[金]
BAR アルクール(東京・渋谷)
宮益坂の先にある西麻布のバーで、近作10点を展示。

Mogu Takahashi exhibition ばらばらのあしなみで
2021年3月10日[水]―5月10日[月]
SFTギャラリー(国立新美術館)(東京・乃木坂)
日本での3年ぶりの展示。ドローイングで一杯のほぼ日手帳、前に見せてもらった。

LOUIS VUITTON &
2021年3月19日[金]―5月16日[日] 日時指定予約制
jing(東京・原宿)
ルイ・ヴィトンの歴代コラボを展示。ボウイ=寛斎のジャンプスーツも。>>VOGUE JAPAN

カワダクニコ 絵本『おばけえん』原画展
2020年3月20日[土・祝]―4月11日[日]
にこにこ書店(東京・目白)
絵本画家で、ペーターズギャラリーコンペの受賞同期。ミニ原画や陶芸作品も。>>Instagram

はるやまひろし個展 『あおときいろはならんでおどる』
2020年3月20日[土・祝]―4月11日[日]
PARK GALLERY(東京・秋葉原)
あおときいろで描かれた作品。グラフィカルなセンスを感じる。>>Instagram

アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話
2021年3月20日[土・祝]―6月20日[日] 日時指定予約制・当日券あり
世田谷美術館(東京・用賀)
家具と建築に大きな功績を残したアアルト夫妻。スケッチとプロダクトの展示など。

ライゾマティクス_マルティプレックス
2021年3月20日[土・祝]―6月20日[日]日時指定予約制
HBギャラリー(東京・表参道)
ライゾマの美術館における初の大規模個展。Perfume、SquarepusherのMVも。

木村裕治展「落穂を拾う」
2021年3月23日[火]―4月24日[土]
クリエイションギャラリーG8(東京・新橋)
終わった仕事を「落穂」と表現するの、共感できる。それを拾って新しい形に。

生誕150年記念 モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて
2021年3月23日[火]―6月6日[日] 日時指定予約制
SOMPO美術館(東京・新宿)
何度も見ていた気がするけど、日本では23年ぶりとなる大規模個展。

高橋祐次展「島の行方」
2020年3月25日[木]―4月9日[金]
新生堂(東京・表参道)
絵本的な感覚を持ちながら活動している画家の新作。ユニーク。

エヴァンゲリオン展VISUAL WORKS in秋葉原
2020年3月26日[金]―5月9日[日] ローソンほかで販売
ラオックス秋葉原本店 3F・4F展示ホール(東京・秋葉原)
劇場版最新作を含む製作資料&イラスト300点超を展示。

姜美善「事実の選択 “사실의 선택”」
2021年3月30日[火]―4月11日[日]
トーテムポールフォトギャラリー(東京・新宿御苑前)
強い写真が目に刺さったので。

いけずみひろこ絵本原画展「こぶたはなこさんと仲間たち」
2021年3月31日[火]―4月25日[日]
TEAL GREEN in Seed Village(東京・武蔵新田)
こぶたはなこさんの絵本が元になって『のはらうた』の詩が生まれた。

「それで君を呼んだのに」忌野清志郎を想う小さな展覧会 2021
2021年4月2日[金]―6月11日[金]火土休
シーモアグラス(東京・原宿)
リンク先の店主からのメッセージをごらんください。

仲條正義作品集出版記念展「仲條 NAKAJO」
2021年4月6日[火]―4月18日[日]
ユトレヒト(東京・明治神宮前)
「仲條のフジノヤマイ」シリーズからリプリントした作品を展示。

後藤美月 個展「わたしの空におなみだとぼく」
2021年4月15日[木]―4月26日[月]
ウレシカ(東京・西荻窪)
『おなみだぽいぽい』『空よ』2冊の原画展と新作。

[メモ]

これから行くかもしれない展覧会を今月から再開します。公式サイトのURLで内容が確認できる展示からとりいそぎ並べました。

コロナ以降、電車にもほとんど乗らず、基本的に外に出ることをずっと我慢してきました。1月に予定していたしなもん名義での個展も延期となりました。でも、そういう形で愚直に自粛を続けることが、ここにきてなんだか馬鹿らしくなってきたのも事実です。いまは待つこと、控えること、人に会えないことのデメリットを強く感じてます。

マスクの着用、社会的距離、手指の洗浄、換気が十分でない密集した場所を避ける、といったごく基本的な感染対策を守って、映画鑑賞や本屋巡り、美術鑑賞などをこれから再開していこうと思っています。

個展も、新たな再開の道を模索しているところです。しなもんの公式ストア(品門堂本舗)のオープンに先駆けて、一般店舗や通販サイトなどでの販売も少しずつ広がっています。最新情報は公式サイトでご覧ください。

https://www.cinnamon.buzz

 
>>これから行くかもしれない展覧会[2019・11~]

これから行くかもしれない展覧会・休止のお知らせ

これから行くかもしれない展覧会・休止のお知らせ

今年に入ってから断続的な投稿にとどまっていた「これから行くかもしれない展覧会」をしばらくお休みします。

いちばん大きな理由は、ひそかに進めてきた、自分のイラスト作品を使ったプロジェクトの第一歩がようやく見えてきたからです。インプットについて考えるより、いまはアウトプットに多くの力を注ごうと思います。

新型コロナ以降の状況も影響しています。家で作業をして過ごす時間が増えた一方、以前のように計画を立ててまで積極的に外に出かけるモードではなくなりました。

といいつつ、今後の活動のための勉強とリサーチも兼ねて、展示を観ること自体への欲求は衰えていません(ただ計画的に観るのが難しいだけ)。行った展示は引き続き、#gbiyori のハッシュタグでTwitter / Twilogに残していきます。

新しいプロジェクトは、今年の秋冬リリースを目標に準備を進めています。

[2021/3/9追記]
しなもん名義でこれまでに描いてきた作品を使って展開していくアーカイブプロジェクト「しなもんレトロスペクティブ」を2021年1月にスタートし、公式サイトを立ち上げました。プロジェクトの詳細やこれまでの経緯については「About」のページでご覧ください。
https://www.cinnamon.buzz
 
 

 

今年に入ってからの更新:
>>これから行くかもしれない展覧会[2020・1〜]
>>これから行くかもしれない展覧会[2020・2~]
>>コロナがなければ行ってた(かもしれない)展覧会[2020・3/4〜]
>>これから行くかもしれない展覧会[2020・7~]
>>これから行くかもしれない展覧会[2020・8~]

これから行くかもしれない展覧会[2020・8〜]

これから行くかもしれない展覧会[2020・8〜]

ピーター・ドイグ展
2020年2月26日[水]―10月11日[日]
東京国立近代美術館(東京・竹橋)
観たかった展示、延期開催でよかった。音声ガイドはのんが担当。

開校100年  きたれ、バウハウス ─造形教育の基礎 *チケット事前購入
2020年7月17日[金]―9月6日[日]
東京ステーションギャラリー(東京・東京)
学びの入口的な展示。100年にちなんだ関連イベントも各所で開催(bauhaus100 japan)。

shop NRCK WITH FRIENDS 2020
2020年8月1日[土]―8月10日[月・祝]
フラスコ(東京・神楽坂)
北村範史さんの恒例の期間限定ショップ&展示。オンラインでも販売。

>>NRCK powered by BASE
>>PROTOPIA Tシャツ|北村 範史のblog

佐々木 俊 “SUPER DUPER PAPER DRIVER”
2020年8月5日[水]―8月31日[月]
代官山蔦屋書店(東京・代官山)
TOKYO HEALTH CLUB、最果タヒなどを手掛けるデザイナーの個展。

>>印刷+箔の特殊加工で“流れるペンキ”を巧みに表現したブックジャケット|ブレーン

ムッチーズとなかよし展 *要事前予約
2020年8月6日[木]―8月18日[火]
ムッチーズカフェ(東京・高円寺)
移転に付き現店舗でのラスト展。デザインに関わったはまのゆかさん『まめちゃんとまじょ』原画も。

2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2020年8月22日[土]―9月27日[日]
板橋区立美術館(東京・西高島平)
今年はイベント・ワークショップをオンラインで開催。

竹尾見本帖 at Itoya 「紙のある100のシーン 大伴亮介のワンシーン画」
2020年8月26日[水]―10月28日[水]
竹尾見本帖 at Itoya(東京・銀座)
ワンシーン画、うまいな〜と思う。作品集・図録も販売。

>>第3回 全裸メガネに漂う違和感。|人生のワンシーンを、 ただ、切り取ってるだけ。|大伴亮介|ほぼ日刊イトイ新聞

[メモ]

自由にあちこち出かける心境にはまだなれない。積極的な自粛モードだった4月5月より、感染者数だけ見ればさらにひどい状況に達している。

ただ、マスクをして、この時間帯・この経路でこの場所なら電車移動も大丈夫そう、という安心安全ルートができつつある。警戒心を完全に解くにはもう少し時間がかかりそうだけど、その抜け道を使って可能性を少しずつ広げていきたいと思っています。

>>これから行くかもしれない展覧会[2020・7~]

これから行くかもしれない展覧会[2020・7〜]

これから行くかもしれない展覧会[2020・7〜]

オラファー・エリアソン ときに川は橋となる
2020年6月9日[火]―9月27日[日]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
アートとエコロジー、そして言葉にできないもの

>>オラファー・エリアソンが語る、分断や孤独で揺れる現実への回答|fika.cinra.net

『福田利之作品集2』出版記念 福田利之 原画展2020
2020年6月26日[金]―7月12日[日]
TOBICHI②(東京・表参道)
作品集の原画約100点を展示。グッズがすごい。全国巡回も予定

作品のない展示室
2020年7月4日[土]―8月27日[木]
世田谷美術館(東京・用賀)
普段は絶対見られない展示空間の展示。アーカイブ資料展も開催

>>世田谷美術館で「作品のない展示室」 何もない空間で美術館の在り方問う|kai-you.net

オリンピック終息宣言展
2020年7月20日[月]―7月26日[日]
トキ・アートスペース(東京・外苑前)
オリンピックを疫病と捉え、収束させる試み。アートにしかできない

第22回亀倉雄策賞受賞記念展 菊地敦己 2020 *要事前予約
2020年7月20日[月]―9月2日[水]
クリエイションギャラリーG8(東京・新橋)
延期になっていた受賞展を開催(加守田章二の陶芸展図録)

>>デザインが新たな思考と方法を生み出す。クリエイションギャラリーG8で個展開催の菊地敦己インタビュー|bijutsutecho.com

ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター
2020年7月22日[水]―9月28日[月]
Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)
春に中止になった展示をアンコール開催(作品が返却できないため)

[メモ]

コロナ禍の影響もあってしばらくお休みしていた「これから行くかもしれない展覧会」をnoteで再開することにしました(20/11/23追記:現在、当サイトに戻すための準備を進めています)。

以前のようにギャラリーに行きたい時に自由に行ける環境ではなくなったので、紹介する件数も当面は大幅に減らします。オンラインおよび予約制の展示も、様子見のためまだ取り上げません。
(2020/7/6追記:事前予約のG8を追加)

ここに挙げた以外の展示も頭の中でチェックだけはしておき、行った時にはこれまで通りTwitter(#gbiyori)でログを残します。
 
このまま更新を停止する考えも一瞬頭をよぎりましたが、再開することにしたのは、ここでやめてしまうとアートや写真、イラストレーションに関してせっかく蓄積してきた「土地勘」が鈍ってしまうと思ったからです。ずっと続けてきたこの投稿は、ほかの誰のためのものではなく、純粋に自分一人のためのものだったと、数か月休んでみてはっきりとわかりました。

もうひとつ、新型コロナの感染者数が減りそうにない東京で、展覧会情報を開かれた形で共有することへの責任も感じています。ギャラリーや美術館に足を運ぶ際は、感染防止に関する注意事項を守っていただきたいです。くれぐれもギャラリーで大声で叫んだり歌ったり飲み会をしないこと。自分の気持ちや直感を常に優先すること。

ぼくにとって展示を観ることは、ギャラリーの緊張した空気の中で実物の作品と向かい合うこと、(作家がいれば)その人と語り合うこと、にほかなりません。それはやはりどう考えてもオンラインでは置き換えがたい体験なので、こういう形で継続しながら静かに時を待とうと思います。

インプットの一方でアウトプット……ぼく自身の作品を発表するプロジェクトも着実に進んでいます。もう少しで最初の山を超えるところです。
 

>>コロナがなければ行ってた(かもしれない)展覧会[2020・3/4〜] | パラグラフ

コロナがなければ行ってた(かもしれない)展覧会[2020・3/4〜]

コロナがなければ行ってた(かもしれない)展覧会[2020・3/4〜]

[20/08/13追記]
今後の「これから行くかもしれない展覧会」の更新をnoteで行います。
こちらのマガジンで購読可能です(もちろん無料)。
よろしくお願いします。

──これから行くかもしれない展覧会 on note[2020〜]

さわ展「くらしのおと」
2020年3月2日[月]―3月8日[日] → 延期
シーモアグラス(東京・原宿)
楽しみにしていた展示。さわさんの温かい絵は日常を思い出させてくれる。

Panasony™ × KAMITSUBAKI STUDIO
2020年3月10日[月]―3月25日[日]
3.5D by KAMITSUBAKI STUDIO×PARCO(東京・渋谷)
グルビを感じさせる今の世代のアーティスト。開催されたが自宅待避と重なり行けず。

ヨシタケシンスケ原画展
2020年3月24日[火]―4月19日[日] → 4月7日[火]臨時休業に伴い閉展
グラニフ原宿ギャラリー(東京・原宿)
絵本原画やTシャツコラボをイメージした大判イラストなど、楽しそうな展示。

スポーツと子どもの本
2020年3月24日[火]―6月28日[日] → 開催日未定―6月28日[日]
国立国会図書館国際子ども図書館(東京・上野)
『ピートのスケートレース』は印象に残る絵本。まさかオリンピックも延期になるとは…。

「それで君を呼んだのに」 忌野清志郎を想う小さな展覧会 No.7
2020年4月2日[木]―5月2日[土] → 延期
シーモアグラス(東京・原宿)
名札など展示のお手伝いをした。残念だけど再開の折には「よォーこそ」と迎えてくれるはず。

第22回亀倉雄策賞受賞記念展 菊地敦己 2020
2020年4月8日[水]―5月20日[水] → 延期
クリエイションギャラリーG8(東京・新橋)
図録のブックデザインで受賞。この作家(加守田章二)の陶芸自体も素晴らしい。

後藤美月『おなみだぽいぽい』原画展
2020年4月9日[木]―4月27日[月] → 中止(休業中の店舗の窓辺に展示)
ウレシカ(東京・西荻窪)
『おなみだぽいぽい』はこんな時こそのおすすめ絵本。お子さんにぜひ。元気になる。

平岡瞳 版画展
2020年4月9日[木]―4月27日[月] → 中止(休業中の店舗の窓辺に展示)
ウレシカ(東京・西荻窪)
何点か作品を購入したこともある、青色が綺麗な版画家さん。

中野正貴 「Refrain ―東京慕景」
2020年4月11日[土]―5月16日[土] → 5月16日[土]―6月13日[土] *変更の可能性有
ギャラリー・アートアンリミテッド(東京・乃木坂)
『TOKYO NOBODY』が現在の状況と重なる…。東京を撮り続ける写真家の新作。

はまのゆか『まめちゃんとまじょ』絵本原画展
2020年4月11日[土]―4月18日[土] → 中止
ムッチーズカフェ(東京・高円寺)
デザインに関わった、はまのゆかさんの新作絵本の原画展。ぼくも残念です。

STAY HOME展 写真家が自室で見ているものたち
2020年4月13日[月]―5月6日[水・休]*緊急事態宣言が解除されるまで
ArtSticker(オンライン・App/Web)
ハービー・山口さんの呼びかけによるオンラインギャラリー。写真家は公募により随時追加。

秋永悠個展「おかしなゆうえんち」
2020年4月17日[金]―4月22日[水] → 中止
OPAギャラリー(東京・表参道)
インスタで知り合った、これから活躍が期待されるイラストレーター。またどこかでぜひ。

[メモ]

中国の小さな市場から広がったといわれるウイルスの種が1月、海の向こうでひとつの地域を(肺)炎で焼いた。それは2月に入ると一隻のクルーズ船とともに、日本にも身近な現実として上陸を果たし、3月から4月にかけては、健康や生命だけでなく世界中の人々の自由な活動をも奪い去った。その実害は、2枚の布マスクごときで守ることのできるレベルをはるかに超えるものとなった。
 
2月中旬に所要で神保町に出かけて以来、仕事などの数日を除いてほとんど自宅に引き篭もっていた。2月下旬、デザインに関わった林立夫さんの著書『東京バックビート族』の刊行イベントが延期になったくらいの頃から、電車に乗って街を自由に出歩くことが少しずつ恐怖へと変わっていった。日々深刻さを増す世界各国のニュースも不安を煽っていた。こんな様子では展示を観に行くのも難しいと身体が勝手に判断し、自主的にギャラリー巡りを休止することにした。3月までは電車が普通に混雑していて、人々の間にも新型コロナウイルスをめぐる温度差がまだあったと思う。
 
4月に入って東京を含む7都府県に非常事態宣言が発令されるに至り、それまで営業していたギャラリーや美術館も次々と休業を決めた。中止や延期を余儀なくされる展示も沢山出てきた。仕事などで関わった作家たちの展示も、軒並み中止や延期となってしまった。よく報道に出てくる、感染者数を示す対数グラフ。1か月前には想像もしなかった危機感があのグラフと同じように、短期間に急激にせり上がっていくのが感じられた。
 
ひとつの展示を開くまでに、何か月も前から周到に準備を進めてきた作家たち。自分も今まさに、このコロナタイムを機に、作家としての初めての個展の企画を進めているところだ。助走まで含めると何年〜何十年と温めてきた企画でもある。そんなふうに長く待ち焦がれた晴れの舞台がこんな形で消失してしまうという冷酷な事実に、これまで沢山の展示から感銘を受けてきた自分も、共感してやりきれない気持ちになってしまった。
 
これから行くかもしれない、といういつもの視点からは何も残す気になれず更新を休止していたが、そんな作家たちの無念な思いにいくつか触れたのをきっかけに、この時期に行きたかった展示(本当に楽しみにしていた展示が沢山あった)をリスケジュールも含めて、ここに記録しておこうと思い直した。
 
延期でも中止でも、生きて元気でいればまた必ず開けるチャンスはある。この期間中にオンラインで観られるという展示企画やアーカイブをいくつか体験してみたけど、リアルな空間での展示作品が発する空気の重みや質感にはどれも到底敵わなかった。だからこそ、ここですべての作家やギャラリーに向けて言いたいことは、「うちで観よう」よりも、「ギャラリーでまた会おう」なのだ。
 
ギャラリーで、また会おう。
 


 

上でも短く触れたように、2年位温めてきたイラストのプロジェクトが、コロナウイルスがくれた休み時間の恩恵により劇的に進み、第一弾となる作品集(ZINE)の方向性がほぼ固まるところまで来た。上は、その表紙に使われる画像(タイトルや文字要素も既に確定済み)。これから開く予定の個展に向けて、日々いろんな人(いままでお世話になった方、これからお世話になる方々)とやりとりしながら、一歩ずつ一歩ずつ、かたつむりのスピードで進めている。

このプロジェクトについて考え、人と話し、実際に手を動かすことが、この先の見えない状況をやりすごすための希望の光になっている。かすかな光を頼りになんとか生き延びて、みんなとまた会いたい。
 

P.S.
音楽や映画(ミニシアター)への支援を目的とする署名や基金、クラウドファンディングが続々と立ち上げられる一方で、中小のギャラリーなどを支援する活動は現状まだ見当たりません。原宿のシーモアグラスなどのように、実店舗が閉店の間はネットショップの商品を買うことが直接的な支援につながるかと思います。

ギャラリーでまた会いたいと強く願う一方で、この状況が長く続く場合のシナリオを、作家もギャラリーも念頭に置く必要が今後は出てくるのかもしれません(絶望ではなくある種のお守りとして)。

>>Cafe SEE MORE GLASS 通販部
>>HBギャラリー Online Shop
>>ウレシカ 通販サイト
etc…
 

[20/04/22追記]

>>「絵本」や「子どもの本」と近しい独立書店&ブックギャラリー&ブックカフェ リスト

絵本編集者の山縣彩さんがまとめてくださった、全国の子どもの本を扱うお店のまとめ。
オンラインショップや店舗ごとの独自の取り組みも、リンクで紹介しています。
 

>>これから行くかもしれない展覧会[2020・2~]