生活クラブのリニューアルプロジェクト

生活クラブのリニューアルプロジェクト

ぼくが生活クラブのリニューアル/ブランディングプロジェクト(2015〜)に関わることになった経緯や、具体的な仕事の内容について、アートディレクター〜デザイナー個人の視点から記しています。

[2018/9/4追記]
生活クラブのブランディングプロジェクトと、2015年に制定された新しいロゴ(新ロゴタイプ)やシンボルマークのデザインを、Works(制作例)で公開しました。下記のページに仕事のリストと、簡単な概要〜エピソード(執筆途中)をまとめています。

>>生活クラブのデザイン まとめ|Works|パラグラフ

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これから行くかもしれない展覧会[2019・4~]

これから行くかもしれない展覧会[2019・4~]

杉戸洋「cut and restrain」
2019年3月16日[土]―4月13日[土]
小山登美夫ギャラリー(東京・六本木)
空間と呼応する芸術。創作心を刺激してくる。

樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展
2019年3月19日[火]―4月7日[日]
西武渋谷店A館7F特設会場(東京・渋谷)
達観に諦観、いろんな苦さや哀しみを抱きしめながら、生きて演じた俳優だと思う。

ル・コルビュジエ – 絵と家具と
2019年3月29日[金]―5月18日[土]
MA2 Gallery(東京・恵比寿)
これまで紹介される機会の少なかった初期のピュリズム絵画や版画、オブジェ、家具など。

企画展 百年の編み手たち ─流動する日本の近現代美術─
2019年3月29日[金]―6月16日[日]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
いよいよ復活。奈良美智、ホンマタカシなど同館のコレクションによる展示。

ペーパーゲームキッサ巡回展@ G.Itoya
2019年4月2日[火]―4月13日[土]
銀座 伊東屋 G.Itoya B1F Inspiration Hall(東京・銀座)
紙のゲーム。一回目を見逃したので、少し近くでの巡回はありがたいです。

「それで君を呼んだのに」忌野清志郎を想う小さな展覧会 2019
2019年4月2日[火]―5月2日[土]
SEE MORE GLASS(東京・原宿)
毎年恒例の楽しい日々。植田真さん作の巨大サイズの告知フライヤーにびっくり。

佐々木マキ『いないいないばあさん』絵本原画展
2019年4月6日[土]―4月21日[日]
ビリケンギャラリー(東京・表参道)
珍しい個展。原画のほか、オリジナル新作の展示も。

萬画家・石ノ森章太郎展 ボクは、ダ・ビンチになりたかった
2019年4月20日[土]―6月30日[日]
世田谷文学館(東京・芦花公園)
手塚治虫先生より接した時期は早いかも(戦隊モノとか。幼稚園から)。

小林ラン個展「喜喜収集」
2019年4月23日[火]―4月28日[日]
L’illustre Galerie LE MONDE(東京・原宿)
偶然見かけて気になるイラストレーター。本人のサイトはこちら

手紙社の「こどもの日」
2019年4月27日[土]―4月28日[日]
東京都立産業貿易センター台東館7F展示室(東京・浅草)
絵本やワークショップなど、こどものための体験イベント。27日『ねずみのシーモア』朗読ライブも。

田村セツコのHAPPYがいっぱい!
2019年4月27日[土]―8月4日[日]
とちぎ蔵の街美術館(栃木・栃木)
蔵を利用した美術館での新作&回顧展。楽しそう。遠いけど行きたい。

[メモ]

2月に出版された絵本『ねずみのシーモア』のブックデザインを担当しました。
絵の中に隠されたあれこれや、これからの原画展巡回の予定について記しています。

>>絵本『ねずみのシーモア』|パラグラフ
 

桜の季節、多くの人が悩む花粉症。かくいう自分も20年前に罹患してから毎年、鼻炎=頻発するくしゃみと止まらない鼻水に苦しめられてきました。寝起きから始まって一回に5〜6連発のくしゃみが、一日最低5セット。シーズン中はずっと鼻水たらたら。一旦アレルギーのスイッチが入ると、鼻の奥が炎症でちょっとした香水などの匂いにも反応してしまい、薬も民間療法もマスクも全く歯が立たないのが常でした。

しかし……今年に入ってある対策を試したところ、長年悩まされてきたアレルギー性鼻炎の症状が劇的に改善したのです。その対策とは……???

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絵本『ねずみのシーモア』

絵本『ねずみのシーモア』

絵本『ねずみのシーモア』が(池田朗子・作 福田利之・絵 あかね書房)が2月に刊行されました。ブックデザインを担当しています。

この絵本が生まれたきっかけは、原宿のカフェSEE MORE GLASSで開かれた企画展「みんなの人形劇展」(2015)で初演された同名の人形劇でした(その後、TOBICHI「大福田展」ほかでも上演)。

みんなの人形劇展は「ノージーのひらめき工房」「おげんさんといっしょ」などで活躍中の人形操演家・山田はるかさんによる企画展で、福田利之さんが展示DMのイラストレーションと、ねずみのシーモアくんの人形デザインを手がけていました。その展覧会のロゴとDMデザインを担当したのがぼくでした。そして人形劇を観たあかね書房編集の木内さんが絵本化を思いついてから、3年半。ようやくこうして絵本のかたちになったというわけです(作者の池田さんは人形劇のシナリオ担当)。

今回ブックデザイナーとしては、限られた時間の中で当たり前の仕事を果たしたということに尽きます。ただ、ひとつだけ、これはほかのデザイナーには思いつかないだろうと胸を張れることがあって、それは、原宿の地下で長い間、絵本が読める喫茶店を続けてきたシーモアグラスが初めて絵本になって未来に残される、その証しを本の中に刻むことでした。お店のツイートに答えが出ているので引用しますね。
 


 
ほかにも様々なひみつが絵の中(とくに本棚)に隠されていると、あとから知りました。ぼくのことも刻まれていたようです。福田さん、ありがとうございました。既に購入された方、これからの方もカバーの本棚やお店の絵の中を探してみてください。

それと、帯。写真家の濱田英明さんの写真と、シーモアグラス店主の坂本織衣さんのコメント。表紙と一体化した、外してしまうのがもったいない帯になりました。
 

 
ねずみのシーモア
池田朗子・作 福田利之・絵
あかね書房
2019年2月26日発売
1300円+税(定価)
 

絵本になった『ねずみのシーモア』原画展も始まっています。シーモアグラスでの展示期間は既に終了ですが、下記のほかにも原画展やイベントが追加されるとのこと。楽しみです。

絵本になった『ねずみのシーモア』原画展

2019年2月26日[火]―3月12日[火] *予約制イベント 3/10[日]
SEE MORE GLASS(東京・原宿)
展示は終了しましたが、サイン本やグッズの販売、一部原画の展示はまだ続きます。

2019年3月21日[木]―4月6日[土]  *予約制イベント 3/30[土] 
本の轍(愛媛・松山)

2019年4月12日[金]―4月25日[木] 
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店(大阪・梅田)

2019年4月27日[土](―28日[日])*イベントのみ
手紙舎の「こどもの日」(東京・浅草)
27(土)に『ねずみのシーモア』「読み聞かせ音遊び」とサイン会を開催。

2019年7月5日[金]―7月20日[土]  *予約制イベント 7/6[土] 
庭(Niiiwa)ギャラリー(北海道・札幌)

…and more

[2019/03/22追記]

3月10日(日)にシーモアグラスで開かれた朗読イベントの様子がYouTubeに公開されました。
朗読/福田利之 演奏/クノシンジ 人形操演/山田はるか

 
>>あかね書房のページ

>>ねずみのシーモア|Works|パラグラフ

これから行くかもしれない展覧会[2019・3〜]

これから行くかもしれない展覧会[2019・3〜]

ポーラ・シェア:Serious Play
2019年2月4日[月]―3月25日[月]
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京・銀座)
既に行った展示。期待を超える圧倒的な内容だった。骨太なグラフィック。

アルヴァ・アアルト もうひとつの自然
2019年2月16日[土]―4月14日[日]
東京ステーションギャラリー(東京・東京)
画像で見たらすごく気持ちよさそうな展示だったので。

絵本になった『ねずみのシーモア』原画展
2019年2月26日[火]―3月12日[火]
シーモアグラス(東京・原宿)
「みんなの人形劇展」から生まれた、シーモアグラスの絵本。デザインを担当しました。

Oh my SISTER! −広瀬姉妹・写真展−
2019年3月1日[金]―3月10日[日]
GINZA PLACE(東京・銀座)
藤代冥砂、川島小鳥がカレンダーのために撮った広瀬すず・アリス。行かなくちゃ。

エリック・カール × グラニフ展
2019年3月5日[火]―4月7日[日]
グラニフ原宿ギャラリー(東京・原宿)
きくちちき、tupera tupera、福田利之、Murgraph、ミロコマチコによるコラボ原画展

TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition at Ginza Sony Park
2019年3月8日[金]―4月7日[日]
Ginza Sony Park(東京・銀座)
ホンマタカシほかの展示と、毎週末のブックフェア。面白そう!

なかむらまふね個展「ほしのこたより」
2019年3月13日[水]―3月23日[土]
シーモアグラス(東京・原宿)
見るとほっこりする。好きな画家さんの新作展。

パレットクラブ企画展 BANANA?
2019年3月29日[金]―4月14日[日]
パレットクラブスクール(東京・築地市場)
パレットクラブ卒業生の7人による展示。すでに活躍中の方も。

はまのゆか しごとの風景展
2019年3月29日[金]―4月15日[月]
よもぎBOOKS(東京・三鷹)
新刊絵本『きょう なにしてた?』にまつわる展示。読み聞かせなどイベントも。

企画展 百年の編み手たち ─流動する日本の近現代美術─
2019年3月29日[金]―6月16日[日]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
いよいよ復活。奈良美智、ホンマタカシなど同館のコレクションによる展示。

[メモ]

いま身辺の見直しを色々としているところで、その一環として、このサイトのごく小さな修繕・整理を試みています。全体の見た目はこれまで通りなので、リニューアルと呼べるほどのものではありません。でも少なくとも現状よりは(とくにスマートフォンでの閲覧に関して)見やすくなるでしょう。実は既に完成している、過去の仕事のポートフォリオ(PDF)の公開と合わせてお知らせできればと思ってます。
 

こんまりメソッド(KonMari)が海外で脚光を浴びているようです。原著も読んでなかったしネトフリにも入ってない立場で、さも知ってるかのように語ると、近藤麻理恵さんの「片づけ」とは「捨てる」ことではなく「残す」ための手法なんですね。ときめかない物と別れる、という儀式を通して、自分をときめきの側に置く。そうやって自分の価値に目覚め、それ(=ときめき)を身の回りに残された物(新しい自分の分身)とともに高めていく。

どんなに「ときめかない」からといって、自分自身とはお別れできないですよね。最近そういうことをよく考えます。ちなみに、いま家の本棚にある本は全部ときめくので、たぶん捨てないはず。
 
>>KonMari – Founded by Marie Kondo.

 
>>これから行くかもしれない展覧会[2019・2~]

これから行くかもしれない展覧会[2019・2〜]

これから行くかもしれない展覧会[2019・2〜]

絵本にみる日本画
2019年1月8日[火]―3月3日[日]
佐藤美術館(東京・千駄ヶ谷)
日本画家が描いた絵本。現代では実現は難しいだろうけど、後世まで残るものになるはず。

乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展
2019年1月11日[金]―5月12日[日]
ソニーミュージック六本木ミュージアム(東京・六本木)
普段はハロプロ好きですが、アイドルグッズのあり方として興味あり。倉庫がモチーフ。

子どものための建築と空間展
2019年1月12日[土]―3月24日[日](前後期)
パナソニック汐留ミュージアム(東京・汐留)
ふじようちえん、自由学園明日館など、児童のための建築・空間を紹介。必見。

『はたらく細胞』展 in 有楽町マルイ
2019年1月19日[土]―2月17日[日]
有楽町マルイ(東京・有楽町)
去年の暮れに見て感銘を受けたアニメ。グッズは少し高いか?(子ども基準で考えると)

ヒグチユウコ 展 CIRCUS[サーカス]
2019年1月19日[土]―3月31日[日]
世田谷文学館(東京・芦花公園)
宇野亜喜良さんに匹敵するようなパワーを持ちつつある画家さん。

ペーパーゲームキッサ
2019年2月8日[金]―2月14日[木]
Book & Design(東京・浅草)
紙を生かしたゲーム。児童学習雑誌のふろく感覚。

松本大洋原画展 絵本『こんとん』(夢枕獏・文)刊行記念
2019年2月19日[火]―3月15日[金]
青山ブックセンター本店・ギャラリースペース(東京・表参道)
帯のシルエットだけで、松本大洋の気配が……。

エキソニモ『LO』
2019年2月23日[土]―3月24日[日]
WAITINGROOM(東京・江戸川橋)
インターネットから垣間見える隠しきれない感情。KIRINJI「AIの逃避行」に通じるような。

ラリック・エレガンス 宝飾とガラスのモダニティ -ユニマットコレクション-
2019年2月24日[日]―4月21日[日]
練馬区立美術館(東京・中村橋)
平日にほとんど人のいない静かな空間でじっくり観たい。

絵本になった『ねずみのシーモア』原画展
2019年2月26日[火]―3月12日[火]
シーモアグラス(東京・原宿)
喫茶店の本棚に住むねずみのお話。「みんなの人形劇展」から生まれた絵本の展示。

[メモ]

2月1日。知人など身の回りの人々にとっての、大きな挑戦や晴れの舞台がなぜか集中する日。実はぼくにとっても2月1日はそんな大事な一日にあたります。もしこれを見てくださった人がいらしたら、ぼくやみんなの挑戦が上手くいくよう、小さく念を送っていただけるとうれしいです(約一週間後まで有効)。
 

平日毎日更新されている、音楽ライター松永良平さんの個人的平成史を記したnote「ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック」。1989年(平成元年)から一年ごとに綴られ、ヘヴィーな状況がありつつも、SAKEROCKや星野源、cero、スカートなどカクバリズム周辺の音楽的人脈が次々と登場する展開が面白く、個人的にも時間の流れに感じ入るところもあり、毎日興味深く読ませてもらっています。

>>ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック 1|note

個人的に松永さんとは面識はありませんでしたが、松永さんが1999年に編集・発行した雑誌『リズム&ペンシル』のジョナサン・リッチマン特集号は、その印刷を担当した会社と仕事をしていた縁があって、当時1部譲ってもらった記憶があります。大変なことも沢山あったけど、つぎ込んだ分だけの労力が違った形でもあとでちゃんと戻ってくる、幸福な時代でした。平成前半。
 
>>これから行くかもしれない展覧会[2019・1~]

これから行くかもしれない展覧会[2019・1〜]

これから行くかもしれない展覧会[2019・1〜]

楓真知子個展「よる」
2019年1月6日[日]―1月22日[火]
ぽたかふぇ。(東京・高円寺)
おおらかで心の虚を突かれるような、いい絵だなあと思います。

荒木経惟「愛のバルコニー」
2019年1月7日[月]―2月2日[土]
JCIIフォトサロン(東京・半蔵門)
自宅バルコニーから見た定点観測写真。淡々と陽子さんへと近付いている。

平成ネット史(仮)展
2019年1月11日[金]―1月14日[月・祝]
渋谷ヒカリエ 9F ヒカリエホールAホワイエ(東京・渋谷)
話題になった「平成ネット史(仮)」のリアル版。トークイベントも開催。

石川直樹 この星の光の地図を写す
2019年1月12日[土]―3月24日[日]
東京オペラシティ アートギャラリー(東京・初台)
前から観たかった展示。東京巡回。石川直樹の集大成的内容。

さわ展「もりのさんとののこさん」
2019年1月15日[火]―1月31日[木]
シーモアグラス(東京・原宿)
生活を感じさせ、ほっこりとした気持ちにさせてくれる絵。

ル・コルビュジエ 絵画から建築へ― ピュリスムの時代
2019年2月19日[火]―5月19日[日]
国立西洋美術館(東京・上野)
初期の画家としての作品が新鮮。

[メモ]

今月は欲張らずこんな感じで。先月の記事も合わせてご確認ください。

 
毎年ブログで公開していた新年のご挨拶を、今年からやめてみることにしました。

年頭に目標を掲げて、その通りに叶ったことはほとんどないんですよね。とくにここ何年かは、やりたいことの約束手形ばかりが先行してしまい、実際にしていることの間に大きな乖離が生じていた。目標を掲げることをちょっと休んでみようかなと思ったわけです。

生きる上での目標や指針を掲げている人、そしてその通りに生きている人をたまに見かけることがあって、美しいなと思う一方で、新しい可能性を狭めることにつながっていないだろうかと(反面教師的に)感じたことが、昨年ありまして。

自分について誰よりもわかってなくて、未知の可能性に気付くことを阻んでしまう、自分自身にとっての最大の敵は、ほかならぬ「自分」じゃないかなと思ったのです。とくにこれだけあらゆる場所でリコメンデーションが発達してくると、外の世界と思っていたものがすべて自分の鏡だった、ということにもなりかねない。それはネットの世界を中心に既に起こっているし、とても怖いことだと思います。

ずっと続けている「これから行くかもしれない展覧会」も同じような結果に陥る可能性は承知していて、ここからこぼれた展示もできるだけ観るように心がけてます。これはこれで、多様な選択肢の中での小さな手がかり・手助けになれば幸いかと。
 

TVアニメ『はたらく細胞』、去年の暮れに教えてもらって家族でめちゃハマりました。生まれてからずっと行動を共にしているのに、どんなふうになっているのか自分ではさっぱりわからず、時には自分自身を攻撃する敵にもなり得る「自分」についての愛すべきお話です。

>>TVアニメ『はたらく細胞』

 
>>これから行くかもしれない展覧会[2018・12~]