かしこい脳が育つ!おんどく名作1〜3年生

かしこい脳が育つ!おんどく名作1〜3年生

脳科学者の加藤俊徳さんが監修する、小学生のためのおんどく本シリーズ「かしこい脳が育つ!」(世界文化社)の第2弾『1話5分 おんどく名作』1年生〜3年生が発売されました。今回もカバーデザインを担当しました。

かしこい脳が育つ!シリーズ
1話5分 おんどく名作1年生  文・北川チハル
1話5分 おんどく名作2年生  文・安原里佳
1話5分 おんどく名作3年生  文・藤波 潤
監修/加藤俊徳(脳科学者)
世界文化社
2022年8月3日発売
定価:各1100円(税込)
 


 

装画は、児童小説などの分野でお仕事をされているイラストレーターの酒井以(さかいさね)さん。「名作+おんどく」をテーマに、編集部とディレクションしました。シリーズ総計200万部を記念する赤い新帯が目印です。
 


 

ここで、脳科学者の加藤さんが提唱する「脳活性おんどく法」について。声に出して短いお話を読むこと、その声を自分で聞くことにより脳を活性化するという効果と、もうひとつ、お話の助詞や大事な名詞などにつけられた「おんどくマーク」を強調して読むと、文節や指示関係をはっきり意識できるようになるという効果があります。これ、実際に親子で読み合いっこしてみると楽しいです、きっと。

下のリンク(PR TIMES)に詳しい説明が載っているので、ぜひご覧ください!
 

>>かしこい脳が育つ!おんどく伝記|Works

>>【読みが苦手な子に】ベストセラー脳科学者が教える〈本当に効果的な音読法〉でスラスラ読めるようになる!「おんどく名作」シリーズ発売|PR TIMES

これから行くかもしれない展覧会[2022・7~]

これから行くかもしれない展覧会[2022・7~]

グラフィックデザイナーの目線で主に東京近郊の「行くかもしれない」、気になる作家の個展や企画展を毎回ピックアップしています。今回は、2022年7月に開催予定の展示をまとめました。会場により、事前予約や休業日などの決まり事が設けられている場合があるのでご注意ください。地域ごとの感染状況、自治体の要請などに従い無理のない行動をお勧めします。なお、表示されている最寄駅は、筆者の自宅からのアクセスのしやすさに基づいて選ばれています。記事末尾の[メモ]は、あまり日記を残さない筆者の月々の日常の記録や備忘録、エッセイです。今月は、身体も心も多忙につきお休みします。

 
BRIAN ENO AMBIENT KYOTO
2022年6月3日[金]―8月21日[日]
京都中央信用金庫 旧厚生センター(京都・京都)
BRIAN ENO AMBIENT TOKYO、やらないかな〜、きっとやるはず、という願いを込めて。

復帰50年記念 沖縄の美
2022年6月23日[木]―8月21日[日]
日本民藝館(東京・駒場東大前)
復帰50年を、ドラマ脚本のあら探しなどに惑わされず、静かな気持ちで受け止めたい。

2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2022年6月25日[土]―8月7日[日]
板橋区立美術館(東京・西高島平)
様々な国からの受賞作品。音楽と違ってグローバルな特定の傾向に染まっていない。

ルートヴィヒ美術館展
2022年6月29日[水]―9月26日[月]
国立新美術館(東京・乃木坂)
前衛〜ポップ・アート寄りの現代美術コレクションを展示。

高 妍(ガオイェン)個展「砂糖と葡萄柚」- Sugar and Grapefruit –
2022年7月8日[金]―7月31日[日]*火水木休
ブックギャラリーポポタム(東京・目白)
漫画『緑の歌』や村上春樹の表紙などで、国内でもよく知られる台湾の画家。

「文芸雑誌からZINEへ」-古今同ZINE誌-
2022年7月16日[土]―8月28日[日]
山梨県立文学館(山梨・甲府)
文芸同人誌とZINEを並べる発想が面白い。ZINEは山梨のものが中心?

特別展アリス― へんてこりん、へんてこりんな世界 ―
2022年7月16日[土]―10月10日[月・祝]
森アーツセンターギャラリー(東京・六本木)
仕事で少し『アリス』に触れる機会があったので。非常にドラッギーな物語だと思う。

ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで
2022年7月16日[土]―10月16日[日]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
椅子が有名だが、今回は「構築家」──建築家としての彼にも光を当てた展示。

HIRABAYASHI KANO EXHIBITION 日常御膳
2022年8月4日[木]―8月9日[火]
にじ画廊(東京・吉祥寺)
平林香乃さんの個展。食べ物や暮らしの道具。涼しげな絵でとても美味しそう。

[メモ]

しなもん[下山ワタル]初個展「ぼくは ぼく」@ムッチーズカフェ(西荻窪)。多くの方々にご覧いただき、無事に終了しました。ありがとうございました。

お礼のメッセージを後日、しなもん公式サイトへ投稿します。また、早々に満員御礼となったトークイベントに関しても、ダイジェスト版を公式サイトに公開する予定です。
 

 

今回のメモは、身体も心も多忙のためお休みします。ちょうど個展が終わったタイミングで全国のコロナ感染者数も再び急増してきました。自分の尺度で、焦らず急がず。それと、投票済証はなるべくもらっておくといいですよ。
 

>>これから行くかもしれない展覧会[2022・6~]

これから行くかもしれない展覧会[2022・6~]

これから行くかもしれない展覧会[2022・6~]

グラフィックデザイナーの目線で主に東京近郊の「行くかもしれない」、気になる作家の個展や企画展を毎回ピックアップしています。今回は、2022年6月に開催予定の展示をまとめました。会場により、事前予約や休業日などの決まり事が設けられている場合があるのでご注意ください。なお、表示されている最寄駅は、筆者の自宅からのアクセスのしやすさに基づいて選ばれています。記事末尾の[メモ]は、あまり日記を残さない筆者の月々の日常の記録や備忘録、エッセイです。今月は、しなもん[下山ワタル]名義での初の個展「ぼくは ぼく」について。

 
国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人とのダイアローグ
2022年4月22日[金]―9月11日[日]
国立西洋美術館(東京・上野)
モネやゴッホと、リヒターが共存するところが面白そう。

写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策
2022年4月29日[金・祝]―7月10日[日]
アーティゾン美術館(東京・東京)
近代絵画に共通する造形思考を持つ二人の写真家の「ジャム・セッション」。

ゲルハルト・リヒター展
2022年6月7日[火]―10月2日[日]
東京国立近代美術館(東京・竹橋)
日本で16年ぶり、東京では初の美術館個展。ホロコーストが主題の「ビルケナウ」も。

SAINT LAURENT SELF 07 MAGNUM PHOTOS TAKASHI HOMMA TOKYO
CURATED BY ANTHONY VACCARELLO

2022年6月9日[木]―6月12日[日]
渋谷区立宮下公園 芝生ひろば(東京・渋谷)
世界6都市で同時開催される写真展。東京はホンマタカシ。

長場雄 PINK NUDE
2022年6月10日[金]―7月24日[日]
Lurf MUSEUM(東京・代官山)
代官山に出来た新しいアートスペースでの初個展。グッズ多数。

高橋潤個展「ストラクチャー」
2022年6月14日[火]―6月19日[日]
ギャラリールモンド(東京・原宿)
いまどきのイラストレーターだと思う。英語テキストの仕事のタッチも良い。

IZUMI SHIOKAWA PEN, PENCIL, PEOPLE, ANIMALS AND PLANTS
2022年6月14日[火]―6月26日[日]
ユトレヒト(東京・明治神宮前)
塩川いづみさん。昔から好きなイラストレーター。作品集出版記念。

しなもん[下山ワタル]初個展「ぼくは ぼく」
2022年6月24日[金]―7月5日[火]
ムッチーズカフェ(東京・西荻窪)
イラストレーターとして初の個展。『のはらうた』を描いた作品の展示など。

[メモ]

初めての個展を開くことになりました。他の展覧会とここで同列に扱うのが長年の夢でした。

しなもん[下山ワタル]初個展
「ぼくは ぼく」

2022年6月24日(土)─ 7月5日(火)
ムッチーズカフェ[東京・西荻窪]
11:00〜19:00(L.O 〜18:30)
定休日=水・木
*カフェでの展示につきワンオーダーをお願い致します
トークイベント:7月2日(土)14:00〜
 

 
くどうなおこさんの詩集『のはらうた』をカラフルに描いた詩画集『ぼくは ぼく』(品門堂本舗)の刊行記念展です。もともとは、昨年1月に行う予定でしたが、コロナのため延期。ムッチーズカフェのスタッフ(むっち&まどか)がぼくの思いを受け止めてくれて、今回の個展が実現することになりました。

詩画集からの作品に、一部新作(未発表作+描き下ろしの新作)をプラス。絵本カフェでの開催にちなんで、これまでにデザインで関わった絵本を閲覧できる小さなコーナーも設けます。

7月2日(土)のトークイベントでは、ぼくの「しなもん」名義での活動の話などに加えて、ゲストに絵本編集者・東沢亜紀子さんをお招きして「絵本とデザイン」などについてもお話しします。

公式サイト
https://www.cinnamon.buzz

個展に関する最新情報は、>Exhibition のページをご覧ください。

各種SNSリンク集
https://potofu.me/cinnamon
 

>>これから行くかもしれない展覧会[2022・4/5~]

絵本『つくろう!ピザ』

絵本『つくろう!ピザ』

ピザづくりの楽しさを表現した、イラストレーター秋永悠さんの初めての絵本『つくろう!ピザ』のデザインを担当しました。ご覧のとおり「丸い」形の絵本です。
 
つくろう!ピザ
秋永 悠/作・絵
世界文化社
2022年4月29日発売
定価(税込):1430円(本体1300円)
 


  
丸いページをめくるたび、小さなコックさんがピザ生地を塗り、コーンや玉ねぎなどいろんな材料を上にのせていく。そして最後に、熱々のおいしいピザができあがり、というお話です。実際に親子でピザを作ったり、紙を材料の形に切ってピザごっこがしたくなるような絵本です。ピザの素材の絵は、基本的に切り紙を使ったコラージュで作られていて、ページをめくるごとに素材が重なっていく表現が素敵です。
  

今回の「丸い絵本」はぼくの発案ではなく、秋永さんの「丸い判型でピザづくりの過程を見せたい」というアイデアを、担当編集者が各所に掛け合って最終的に実現にこぎつけたものでした。小さなお子さんや親子が、園や家庭でピザごっこをして楽しんでいる様子を思い浮かべ、ほんの少し切り紙や工作をイメージさせるようなタイトルを、秋永さんの手書き文字を借りて作りました。
 
秋永さん自身が既にブルーナや原田治のようなデザイン感覚を持ったイラストレーターなので、本文のデザインでは過度の主張を控え、代わりに読者の立場でこの本がさらに面白くなるようなアイデアをいくつか提供しました。この仕事をしていていつも思うのは、ブックデザインにおいてデザイナーは「2人目の読者」だということです(1人目の読者は編集者)。保守性と革新性と、両方の目を持ったひとりの読者として、楽しみながらユニークな絵本に関わることができて満足しています。
 

最後に、秋永悠さんご本人について。秋永さんとは2017年の終わり頃に、Instagramがきっかけで知り合いました。ぼくは、当時始めたばかりのInstagramで、イラストレーター時代に描いた作品を毎日投稿するかたわら、国内外のセンスあるイラストレーター/アーティストを片っ端からフォローしていました(>>instagramアカウントのお知らせ|パラグラフ)。秋永さんは、新しいセンスを感じさせる世界のイラストレーターの中のひとりでした。ちょうど個展が開かれるということで会いに行き、昔通っていたパレットクラブの卒業生であること、ぼくが以前デザインに関わっていた中村一義など、90年代後半のロックバンドやアーティストが好き、といった話で盛り上がりました。
 
仕事をご一緒できたらと願いつつもなかなかチャンスがなく、昨年(2021)、鈴木出版から刊行された保育書『新装版・保育記録のとり方・生かし方』で、ようやくその夢が実現したところでした。今回は初めて出す絵本のデザインを、ということでご指名いただきました。
 
秋永さんは絵が魅力的なだけでなく、展示などでも独特のサービス感覚やプレゼンテーション能力を発揮する作家さんなので、今後開かれる絵本出版にまつわるイベントがとても楽しみです。情報が入ったら、こちらでもご紹介します。 
 

>>つくろう!ピザ|PR TIMES

絵本『デンタウン』

絵本『デンタウン』

はみがきを題材にした、中垣ゆたかさんの新刊絵本(ユーモアせいかつ絵本シリーズ)『デンタウン』のデザインを担当しました。

デンタウン
中垣ゆたか/作・絵
世界文化社
2022年4月27日発売
定価(税込):1320円(本体1200円)
 


 

シリーズ第1弾は、ウイルスを防ぐための「てあらい」の大切さを教える『あらいくん』(中川ひろたか・文 Serico・絵)で、第2弾の今作は「はみがき」がテーマとなります。

 
簡単なあらすじを紹介すると、真っ白な大地に降り立った家族が、その土地に家を作り、やがて家々は多くのひとびとが暮らす「まち」(タウン)へと進化していきます。その白い土地やまちの正体とは??? そのことに気付いた時、(ぼく自身がそうだったように)きっと背筋に寒気が走ることでしょう。そして、すぐにはみがきがしたくなるはず。はみがきや、いわゆるしつけがテーマの絵本の中でも、この本はとても斬新だと思いました。他の人、とくに子どもたちがこの絵本を読んでどういう反応を示すか、すごく興味があります。

 
絵本作家中垣ゆたかさんの、たくさんの人を細かく描き込む絵の面白さが、今回怖いくらいハマっています。いつか仕事してみたいと思っていた作家さんだったので、今回願いがかなって嬉しかったです。
 

まちがどんどん広がっていく様子に、子どもたちも大好きな「マインクラフト」みたいなゲームの世界に通じるものを感じて、タイトル文字はゲームっぽいロゴを意識して作りました。コンパクトな絵本のサイズに大きな広がりを持たせるような文字の配置とか、めくったときの見返しの色、カバーの特色(緑色)、背の色など、仕上がりも気に入ってます。

 
巻末の「はの みがきかた」など、先生の監修によるお役立ち情報もきちんと押さえられていて、広くおすすめできる絵本です。
 

>>デンタウン|PR TIMES