新装版・保育記録のとり方・生かし方

新装版・保育記録のとり方・生かし方

2021年前半の仕事です。

1997年に鈴木出版から初版が刊行され、その後改訂しながら版を重ねてきたロングセラーの保育書を、現在の保育指針に即した内容に改めつつ、今年「新装版」として装いも新たに再出版することになり、そのリニューアルデザイン(表紙デザインと本文のディレクション)を担当しました。

新装版・保育記録のとり方・生かし方
關 章信 兵頭惠子 髙橋かほる/監修
公益財団法人 幼少年教育研究所/編著
鈴木出版
2021年6月18日発売
定価(税込):2420円(本体2200円)
 


 

表紙の絵は、イラストレーターの秋永悠さんにお願いしました。秋永さんのイラストを最初に知ったのは、2018年頃だったと思います。初めて見た時から、絵の可愛さと才能を感じてずっとご一緒したいと、知り合いの編集者の方々にアピールしてきたのですが、今回ようやくその夢が叶いました。

秋永さんには、園児たちの様々な表情+行動と、本書の目指すステップを「島」に例え、園児たちが成長していく姿を描いてもらいました。想像していた通り+それ以上の仕上がりになって大満足です。

刊行後、キャッチーな表紙の絵のおかげで、保育書・専門書的な内容にもかかわらず、各地の書店で面陳していただいたようで、とてもうれしく思っています。
 

>>新装版・保育記録のとり方・生かし方|honto

絵本『おばけのパンやさん』

この夏発売の新刊絵本のデザインを担当しました。

おばけのパンやさん
いちよんご/作・絵
教育画劇
2021年7月1日発売
定価(税込):1320円(本体1200円)
 


 

作者のいちよんごさんの肩書は「妖怪えほん作家」。これまでに1冊妖怪をテーマにした絵本を出版していて、これが2冊めの著書となります。切り絵の手法で、パンやを営む可愛らしいおばけたちと、彼らがせっせと作る「おばけパン」を表現しています。

いちよんごさんは以前、パンを開発する会社に勤めていたことがあり、その経験が、お話に出てくるパンの製造工程や道具(をモチーフにしたおばけ)の詳細な描写に生かされています。色紙で作るカラフルな、焼き目を付けたパンが本当に食べてみたくなるほど美味しそう。

おばけがテーマのおどろおどろしい絵本と見せかけて(もう表紙を見れば伝わると思いますが)、おばけたちそれぞれのキャラクターの可愛さが伝わるお話になっています。
 

デザインでも可愛らしさを表現するため、普段のかっちりした書体使いは封印して、本文などのほとんどの書体をいままで使ったことのないフリーフォントを中心に構成しました。選び方もかなり適当にしました。フリーフォントは大手のフォントに比べ、字詰めなど多少扱いにくい面もありますが、そこは味だと思ってなるべくそのまま、もしくは素のままに見えるように、あえてぎこちなく調整しました。

表紙のタイトルも、パンの形の文字を提案したら可愛く作ってくれました。
 

季節絵本の扱いのみならず、各地の書店で面陳など好意的に扱っていただけているそうです。これから絵本に関連したイベントも開かれるようで、とても楽しみです。余談ですが、いちよんごさんは、7月にぼくが参加したグループ展の展示も観てくださいました。感謝。また、仕事や、なんか面白いことできたらいいですね。
 

>>おばけのパンやさん|教育画劇

絵本『あらいくん』&イベントのお知らせ

絵本『あらいくん』&イベントのお知らせ

デザインに携わった新刊絵本『あらいくん』が1月に発売されました。

あらいくん
中川ひろたか/文 Serico/絵
世界文化社
2021年1月19日発売
定価(税込):1320円(本体1200円)
 


 
目に見えないウイルスの危険から自分を守るという、現代的なテーマの絵本です。
でも、基本は絵本らしく。
主人公は、手洗いが大好きな「あらいくん」。
歌って楽しく、ウイルスとバイバイしましょう。

作者は、ずっと前から一緒にお仕事している中川ひろたかさん、
絵は、グッズなどの仕事もされているイラストレーターserico(せりこ)さん。

いつも最新の仕事が自信作になるように、と願ってデザインをしていますが、
今回は帯も含めて隅々までアイデアを出し、かなり良い外観になったと思ってます。

 
イベントのお知らせです。
 
2月11日(木・祝)に絵本の刊行を記念して、作者の中川ひろたかさんによる
オンライントーク&サイン会が開かれます。
なんと、ぼくもゲストとして参加し、制作に関わったみなさんと一緒に、絵本制作のエピソードについてお話しする予定です。

参加申込と詳細はこちらからどうぞ。只今受付中です。

>>絵本『あらいくん』発売記念 中川ひろたか オンライントーク&サイン会

2021年2月11日(木・祝)14:00〜
*見逃し配信1週間あり

 
>>絵本『あらいくん』の紹介(PRTIMES)

>>わたしのやま|Works (世界文化社での最初の仕事)

のびるちぢむくん 〜Hoick CDブック4~

2020年末に制作した、Hoick CDブックシリーズの第4弾です。

のびるちぢむくん ~Hoick CDブック4~(→Hoick
中川ひろたか・鈴木翼・ロケットくれよん・福田翔・gaagaaS
ソングブックカフェ
発売中
定価(税込):3300円(本体3000円)
 


 
例年、6月に発売されていたこのシリーズ。今回はコロナにより夏に向けての制作・販売が難しく、半年後の12月、Hoick主催のクリスマスコンサートのオンラインライブに合わせて刊行される運びとなりました。

スポーツ用品メーカーのミズノとのコラボにより制作された「運動あそびうた」が、全体の約3分の1を占める構成となっています。ソングブックカフェメンバーが、ユニフォームやジャージに着替えて撮影した写真もみどころ。この時期、子どもたちの運動不足が懸念されていますが、運動に配慮したあそびはきっとご家庭でも楽しんでもらえるのではないかと思います。
 

>>のびるちぢむくん紹介ページ(Hoick)

絵本『のらねこバルとあひるのアヒージョ  ふたりはいつもはらぺこ』

絵本『のらねこバルとあひるのアヒージョ ふたりはいつもはらぺこ』

ご紹介が大変遅くなりましたが、2020年にブックデザインに関わった絵本です。

のらねこバルとあひるのアヒージョ ふたりはいつもはらぺこ
うえのよし/作 田中チズコ/絵
教育画劇
2020年9月18日発売
定価(税込):1320円(本体1200円)
 

おいしいものが大好きなのらねことあひるのコンビが、旅先のあちこちでお店を開く楽しいお話です。

絵を担当した田中チズコさんは、今作が初の絵本。数年前にデザインに関わった科学実験の本で漫画を担当していたのが田中さんで、いつか仕事がご一緒できたら、と思っていました。夢が叶ってよかったです。2020年に、フリー時代からたくさんの絵本を作ってきた教育画劇の編集者が担当、という画家さんと立て続けに3人も出会いました。田中さんもそうですが、こどもの絵本の画家として才能を感じる方々ばかりなので、いつかご一緒できればと思ってます。夢を口にしておくといつか叶うと思うので。

>>TANAKA CHIZUKO(画家さんのサイト)
>>商品紹介ページ(教育画劇)

>>かんたん!たのしい理科実験・工作シリーズ|パラグラフ