すきま時間あそび107

すきま時間あそび107

教育研究家・保育指導者の阿部 恵(あべ めぐむ)さんの著書『すきま時間あそび107』(鈴木出版)のブックデザインを担当しました。園の保育士さんが子どもたちと接する中でのちょっとした空き時間(着替えの時間、お昼時、送迎バスの中など)に使える小さな手遊びや手品、クイズ、素話(すばなし…本を見ないでその場で話す昔話や童話)etc…を107個収録しています。

編集の方が『ちょっとだけ体操』などHoick CDブックシリーズを気に入ってくださったのが、今回の仕事につながるきっかけでした。表紙もいくつかの候補の中から、CDブックシリーズと同じ長濱恵さん(本文のイラストも担当)にタイトルロゴとカットをお願いすることになりました。ほかにも本文に、複数のイラストレーターの方が参加してくださっています(→Works)。

今回のようなコンパクトサイズ(B6)で児童書・保育書をデザインしたのは初めてですが、ファンシー過ぎずクール過ぎず、若い保育士さんにも手元に置いていただけるような本になったと自負しています。保育士さんを対象とした本ですが、0~5歳児と過ごす時間の多い親御さんにもおすすめしたいです。

*本文は特色2色印刷のため、実際の刷り色とは異なります。

すきま時間あそび107(→Amazon
阿部 恵/著
鈴木出版
発売中
1500円+税(定価)

>>すきま時間あそび107|Works|パラグラフ
>>すきま時間あそび107|版元ドットコム

ケロポンミュージアム@シーモアグラス

ケロポンミュージアム@シーモアグラス

ケロポンズ20周年コンサート「ツイてる!ツイてる!エビカニフェス」の翌日、8月5日(月)から原宿の、絵本の読める小さな喫茶店・SEE MORE GLASSで、企画展「ケロポンミュージアム@シーモアグラス」が始まります。エビカニフェス会場の浅草公会堂で先行展示される、ケロポンズと交流のある絵本画家21名がケロポンズの楽曲をテーマに描いた作品を、お茶を飲みながらじっくり観られる展覧会です。エビカニフェス同様、フライヤーのデザインや展示企画を担当しています。イラストは多田玲子さん。

ケロポンミュージアム@シーモアグラス
2019年8月5日[月]~25日[日][会期延長!]
シーモアグラス(東京・原宿)
12:00~18:00/期間中火曜定休・19日(月)休

参加画家/
あおきひろえ、石井聖岳、市居みか、おくはらゆめ、加藤休ミ、後藤美月、ささめやゆき、高畠純、竹内通雅、多田玲子、たちもとみちこ、田中六大、たんじあきこ、どいかや、中川ひろたか、長野ヒデ子、長谷川義史、原あいみ、福田利之、藤本ともひこ、山田美津子(五十音順)

関連企画/
ケロポンズ トーク&ミニライブ[終了しました]
ゲスト:下山ワタル(グラフィック・デザイナー)
2019年8月9日[金]
シーモアグラス(東京・原宿)
19:00 OPEN/19:30 START

20周年を迎えてますます人気のケロポンズ。ぼくは、デザイナーやイラストレーターの視点から見てきたケロポンズの20年間や、デザイン・企画に関わった「ツイてる!ツイてる!エビカニフェス」「ケロポンミュージアム」について、ケロポンズと一緒にお話しします。お楽しみのケロポンズによるミニライブもあります。

ご予約・お申込みはシーモアグラスにて受け付けます。

 

[19/08/28追記]

ケロポンミュージアム@シーモアグラス、終了しました。8/9(金)のケロポンズトーク&ミニライブにも沢山の方にご来場いただき、楽しいひとときとなりました。展示画家さんの紹介のとき、コラボした絵本のもとになったオリジナルの歌がその場で次々と実演されるのが楽しかったです。ぼくは画家さんの紹介についての補足をしました。期間中、シーモアグラスには多くの方がご来場くださり、原画もたくさん売れたようです。作品は引き続きケロポンズのネットショップでも販売されるそうなので、来れなかった地方の方々も楽しみにしていてください。

今回の企画は、今年で20周年を迎えるケロポンズというふたりの存在なくしては実現しませんでした。浅草公会堂の20周年コンサートの会場下ギャラリーで同名の「ケロポンミュージアム」を企画することになった時、「会場(浅草公会堂ギャラリー)のスペースが思ったより広い! どうしよう?」と焦った末に思いついたのが、これまでにケロポンズと絵本やCDなどでご縁のあった画家さんに、20周年をお祝いする作品を提供していただき、それを展示するというアイデアでした。ケロポンズからの呼びかけで、20人以上の画家さんが作品を提供してくださることに! せっかくなので、日頃ケロちゃんの企画などでもお世話になっている原宿のシーモアグラスで、コンサートの翌日から巡回企画展も行うことになりました。

ぼくとしてはデザインだけでなくプロデューサー的な立場でも関わった初めてのイベントでした。主催したケロポンズにとっても、シーモアグラスも、作家の皆さん、お客さん、スタッフも、みんなが幸せになれるような企画のお手伝いができて本当によかった。ここで得たものを次の新たな喜びのために生かしていこうと思います。

>>ケロポンミュージアム@シーモアグラス|SEE MORE GLASS

ツイてる!ツイてる!エビカニフェス

ツイてる!ツイてる!エビカニフェス

浅草公会堂で8月に開かれるケロポンズ20周年コンサート「ツイてる!ツイてる!エビカニフェス」。チラシやポスターのデザイン、タイトルロゴ、会場内展示「ケロポンミュージアム」の企画その他を担当しています。イラスト&ビジュアルは多田玲子さんです。

「エビカニフェス」は、結成して今年で20周年を迎えるケロポンズと、福田りゅうぞう、すかんぽの事務所仲間が総出演の楽しいコンサート。同時開催の「ケロポンミュージアム」は、ぬりえ、おめんづくりなどの親子で楽しめる工作や絵本のコーナー、ケロポンズのヒストリー&衣装展示、ケロポンズがCMやMVで出演する企業のブース、大ヒット曲「エビカニクス」のMVを背景に記念撮影できるコーナー、そして21人の絵本画家がケロポンズの楽曲をテーマに描いた作品を展示する「ケロポンギャラリー」(翌日から原宿のシーモアグラスへ巡回)など、盛りだくさんの内容です。お楽しみに!
 


 

ケロポンズ 20周年コンサート
ツイてる!ツイてる!エビカニフェス

2019年8月4日[日]
13:00開場/14:00〜16:00開演
浅草公会堂
出演:ケロポンズ、福田りゅうぞう、すかんぽ
同時開催=ケロポンミュージアム(浅草公会堂 1階展示ホール)
 

巡回展「ケロポンミュージアム@シーモアグラス」開催決定!
>>ケロポンミュージアム@シーモアグラス|パラグラフ

ワクワクあふれだす ~Hoick CDブック3~

ワクワクあふれだす ~Hoick CDブック3~

保育現場で使えるCDブックの第3弾『ワクワクあふれだす』のデザインを担当しました。今回も、ソングブックカフェ所属アーティストの、中川ひろたか、鈴木翼、ロケットくれよん、福田翔、gaagaaSの5組による、あそびうた、ダンス、体操が収録されたCDと、振付&楽譜集がセットになっています。

ビジュアルとしては、屋外ロケは行わず、シンプルながら子どもと触れ合う楽しさが伝わるような作りにしました。今回もフォトグラファーは藤田修平さん、表紙タイトル文字とイラストは長濱恵さんです。いつもデザインだけでなく企画内容にも意見を反映してもらっていて、今回のコラムページの、メンバーによる保育士(保育補助)時代の思い出話、きっと日々悩んでいる現役の保育士に役立つのではないかと思います。7人7様で面白いです。

ワクワクあふれだす ~Hoick CDブック3~(→Hoick
中川ひろたか・鈴木翼・ロケットくれよん・福田翔・gaagaaS
ソングブックカフェ
発売中
3000円+税(定価)

CDブックの発売を記念したスペシャルコンサートが2019年7月7日(日)に横浜みなとみらい「はまぎんホール ヴィアマーレ」で開かれます。コンサートについて、詳しくはリンク先をご覧ください。

>>『ワクワクあふれだす』発売記念スペシャルコンサート in 横浜・みなとみらい

>>じゃんけんジョイ!|Works|パラグラフ
>>じゃんけんジョイ! ~Hoick CDブック2~|パラグラフ
>>ちょっとだけ体操|Works|パラグラフ
>>ちょっとだけ体操 ~Hoick CDブック~|パラグラフ

みんなともだちカロム、GOOD TOY 2019を受賞

みんなともだちカロム、GOOD TOY 2019を受賞

2011年にデザインに関わったみんなともだちカロムグッド・トイ・アワード2019を受賞しました。
2019年5月25日(土)、四谷の東京おもちゃ美術館で開かれた授賞式に参加してきました。

>>GOOD TOY AWARD 2019
 

グッド・トイ・アワード(GOOD TOY AWARD)について

人々に長く愛され、楽しんでもらえるおもちゃを表彰する目的で設けられた賞で、全国のおもちゃコンサルタント約2000名の投票により、毎年50~60点が受賞作(グッド・トイ)に選ばれています。

受賞作は、東京おもちゃ美術館での一年間の常設展示のほか、ミュージアムショップや公式サイト上での紹介および販売、全国200ヵ所に設置された子育てサロン「おもちゃのひろば」の公認玩具としての活用など、様々な特典・恩恵が受けられます。

>>GOOD TOY(公式サイト)
>>グッド・トイとは?|GOOD TOY(選考基準など)

同年度発売のおもちゃといった縛りはなく、おもちゃコンサルタントたちが自分の目で見て今こそ勧めたいと考えるおもちゃが審査によって選ばれます。「みんなともだちカロム」についても作り手からの働きかけとかは一切なく、主催者側からエントリーを勧める連絡が昨年あって、何回かの審査を経て今回の受賞に至ったそうです(今年の林野庁長官賞は発売から40年、グッド・トイ大賞は10年)。

授賞式では、賞の授与のほか、今年度の受賞作約50点のブースが設置され、受賞したおもちゃに実際に触ることのできる交流会の時間も設けられました。作者(または輸入販売者)のみなさんは、それぞれの場所でただ無心におもちゃと向き合ってきた人たちばかり。

そんな中でとりわけ目立ったのは、おもちゃの特徴や操作方法について熱心に質問する、おもちゃコンサルタントや美術館スタッフたちの姿でした。来館者や一般の方におもちゃの魅力を自分の言葉で伝えられるよう、メモを片手に問いかける様子が印象に残りました。


 

みんなともだちカロムについて

東日本大震災の直後、絵本作家(シンガーソング絵本ライター)の中川ひろたかさんの提唱により作られたゲーム盤です。福島県いわき市在住の原田由香さん(みんなともだちSHOP)の働きかけで同市の複数の業者が製造に参加し、その収益が地元の産業に還元されて、被災した地域の復興を支えるしくみとなっています。

カロム(carrom)はインド発祥といわれる、ビリヤードとおはじきが合体したようなボードゲームです。日本のカロムの中心地である滋賀県彦根市で使われていたカロム盤をベースに、お年寄りから子どもまで楽しめるようなアレンジを加えたデザインとなりました。盤面中央の鳥の絵は、画家の村上康成さんが描いた復興支援プロジェクト「みんなともだちプロジェクト」のシンボルマークです。盤面には、いわき市で作られた製品であることを示す「MADE IN IWAKI, FUKUSHIMA」という文字も記されています。

みんなともだちカロムを使った公式大会「C1カロムグランプリ」が全国で開かれ(シンボルマークのデザインも担当)、ゲームの普及に役立っています。

ぼくにとってはこれが初めての、木を使ったプロダクトのデザインでした。関わった仕事が長い時間をかけて人々に愛され続けるのは、作り手にとっての理想だと思います。みんなともだちカロムの製造と普及に努めた全ての方のおかげです。このような栄えある賞に選んで頂けたことに深く感謝します。


東京おもちゃ美術館館長、みんなともだちカロムのスタッフと

>>みんなともだちカロム|Works|パラグラフ
(デザインについての紹介)

>>MADE IN IWAKI, FUKUSHIMA|パラグラフ
(中川ひろたかさんと共に被災したいわき市を訪問したときのルポ)

>>みんなともだちSHOP