かしこい脳が育つ!おんどく名作1〜3年生

かしこい脳が育つ!おんどく名作1〜3年生

脳科学者の加藤俊徳さんが監修する、小学生のためのおんどく本シリーズ「かしこい脳が育つ!」(世界文化社)の第2弾『1話5分 おんどく名作』1年生〜3年生が発売されました。今回もカバーデザインを担当しました。

かしこい脳が育つ!シリーズ
1話5分 おんどく名作1年生  文・北川チハル
1話5分 おんどく名作2年生  文・安原里佳
1話5分 おんどく名作3年生  文・藤波 潤
監修/加藤俊徳(脳科学者)
世界文化社
2022年8月3日発売
定価:各1100円(税込)
 


 

装画は、児童小説などの分野でお仕事をされているイラストレーターの酒井以(さかいさね)さん。「名作+おんどく」をテーマに、編集部とディレクションしました。シリーズ総計200万部を記念する赤い新帯が目印です。
 


 

ここで、脳科学者の加藤さんが提唱する「脳活性おんどく法」について。声に出して短いお話を読むこと、その声を自分で聞くことにより脳を活性化するという効果と、もうひとつ、お話の助詞や大事な名詞などにつけられた「おんどくマーク」を強調して読むと、文節や指示関係をはっきり意識できるようになるという効果があります。これ、実際に親子で読み合いっこしてみると楽しいです、きっと。

下のリンク(PR TIMES)に詳しい説明が載っているので、ぜひご覧ください!
 

>>かしこい脳が育つ!おんどく伝記|Works

>>【読みが苦手な子に】ベストセラー脳科学者が教える〈本当に効果的な音読法〉でスラスラ読めるようになる!「おんどく名作」シリーズ発売|PR TIMES

絵本『つくろう!ピザ』

絵本『つくろう!ピザ』

ピザづくりの楽しさを表現した、イラストレーター秋永悠さんの初めての絵本『つくろう!ピザ』のデザインを担当しました。ご覧のとおり「丸い」形の絵本です。
 
つくろう!ピザ
秋永 悠/作・絵
世界文化社
2022年4月29日発売
定価(税込):1430円(本体1300円)
 


  
丸いページをめくるたび、小さなコックさんがピザ生地を塗り、コーンや玉ねぎなどいろんな材料を上にのせていく。そして最後に、熱々のおいしいピザができあがり、というお話です。実際に親子でピザを作ったり、紙を材料の形に切ってピザごっこがしたくなるような絵本です。ピザの素材の絵は、基本的に切り紙を使ったコラージュで作られていて、ページをめくるごとに素材が重なっていく表現が素敵です。
  

今回の「丸い絵本」はぼくの発案ではなく、秋永さんの「丸い判型でピザづくりの過程を見せたい」というアイデアを、担当編集者が各所に掛け合って最終的に実現にこぎつけたものでした。小さなお子さんや親子が、園や家庭でピザごっこをして楽しんでいる様子を思い浮かべ、ほんの少し切り紙や工作をイメージさせるようなタイトルを、秋永さんの手書き文字を借りて作りました。
 
秋永さん自身が既にブルーナや原田治のようなデザイン感覚を持ったイラストレーターなので、本文のデザインでは過度の主張を控え、代わりに読者の立場でこの本がさらに面白くなるようなアイデアをいくつか提供しました。この仕事をしていていつも思うのは、ブックデザインにおいてデザイナーは「2人目の読者」だということです(1人目の読者は編集者)。保守性と革新性と、両方の目を持ったひとりの読者として、楽しみながらユニークな絵本に関わることができて満足しています。
 

最後に、秋永悠さんご本人について。秋永さんとは2017年の終わり頃に、Instagramがきっかけで知り合いました。ぼくは、当時始めたばかりのInstagramで、イラストレーター時代に描いた作品を毎日投稿するかたわら、国内外のセンスあるイラストレーター/アーティストを片っ端からフォローしていました(>>instagramアカウントのお知らせ|パラグラフ)。秋永さんは、新しいセンスを感じさせる世界のイラストレーターの中のひとりでした。ちょうど個展が開かれるということで会いに行き、昔通っていたパレットクラブの卒業生であること、ぼくが以前デザインに関わっていた中村一義など、90年代後半のロックバンドやアーティストが好き、といった話で盛り上がりました。
 
仕事をご一緒できたらと願いつつもなかなかチャンスがなく、昨年(2021)、鈴木出版から刊行された保育書『新装版・保育記録のとり方・生かし方』で、ようやくその夢が実現したところでした。今回は初めて出す絵本のデザインを、ということでご指名いただきました。
 
秋永さんは絵が魅力的なだけでなく、展示などでも独特のサービス感覚やプレゼンテーション能力を発揮する作家さんなので、今後開かれる絵本出版にまつわるイベントがとても楽しみです。情報が入ったら、こちらでもご紹介します。 
 

>>つくろう!ピザ|PR TIMES

絵本『デンタウン』

絵本『デンタウン』

はみがきを題材にした、中垣ゆたかさんの新刊絵本(ユーモアせいかつ絵本シリーズ)『デンタウン』のデザインを担当しました。

デンタウン
中垣ゆたか/作・絵
世界文化社
2022年4月27日発売
定価(税込):1320円(本体1200円)
 


 

シリーズ第1弾は、ウイルスを防ぐための「てあらい」の大切さを教える『あらいくん』(中川ひろたか・文 Serico・絵)で、第2弾の今作は「はみがき」がテーマとなります。

 
簡単なあらすじを紹介すると、真っ白な大地に降り立った家族が、その土地に家を作り、やがて家々は多くのひとびとが暮らす「まち」(タウン)へと進化していきます。その白い土地やまちの正体とは??? そのことに気付いた時、(ぼく自身がそうだったように)きっと背筋に寒気が走ることでしょう。そして、すぐにはみがきがしたくなるはず。はみがきや、いわゆるしつけがテーマの絵本の中でも、この本はとても斬新だと思いました。他の人、とくに子どもたちがこの絵本を読んでどういう反応を示すか、すごく興味があります。

 
絵本作家中垣ゆたかさんの、たくさんの人を細かく描き込む絵の面白さが、今回怖いくらいハマっています。いつか仕事してみたいと思っていた作家さんだったので、今回願いがかなって嬉しかったです。
 

まちがどんどん広がっていく様子に、子どもたちも大好きな「マインクラフト」みたいなゲームの世界に通じるものを感じて、タイトル文字はゲームっぽいロゴを意識して作りました。コンパクトな絵本のサイズに大きな広がりを持たせるような文字の配置とか、めくったときの見返しの色、カバーの特色(緑色)、背の色など、仕上がりも気に入ってます。

 
巻末の「はの みがきかた」など、先生の監修によるお役立ち情報もきちんと押さえられていて、広くおすすめできる絵本です。
 

>>デンタウン|PR TIMES

かしこい脳が育つ!おんどく伝記1〜3年生

かしこい脳が育つ!おんどく伝記1〜3年生

脳科学者の加藤俊徳さんが監修する、小学生のためのおんどく本シリーズ「かしこい脳が育つ!」(世界文化社)のカバーデザインを担当することになりました。第一弾となる『1話5分 おんどく伝記』1年生〜3年生が発売されました。

かしこい脳が育つ!シリーズ
1話5分 おんどく伝記1年生  文・北川チハル
1話5分 おんどく伝記2年生  文・廉屋友美乃
1話5分 おんどく伝記3年生  文・藤波 潤
監修/加藤俊徳(脳科学者)
世界文化社
2022年3月2日発売
定価:各1100円(税込)
 

 
脳科学者の加藤さんが提唱する「脳活性おんどく法」に基づき、声に出して短いお話を読みながら脳を活性化し、読書習慣もつけちゃおう、というシリーズです。本を手にとって読むという、当たり前のことの少し前にあるような、こどものための読書の入門書です。

このカバーデザインに決まるまでは苦労がありましたが、とにかくカラフルな色が目に飛び込んできて、毎日の読書が楽しくなるようなカバーと帯を目指しました。昔の家庭薬のパッケージのような「効く感じ」もほんの少しだけ出してます。
 

 
今回は、シリーズアイコンとして使われる、読書好きのしろくま「ちえくま」のキャラクターイラストも担当しました。イラストレーション的な画を発注に応じて描くのは、(ケロポンズの動画背景を別にすれば)およそ12年ぶりのことです。イラストというよりもデザイン(ロゴ制作)に限りなく近いストイックな作業でしたけど、とても満足しています。

>>かしこい脳が育つ!おんどく伝記|Works

>>「かしこい脳が育つ!」おんどく伝記シリーズ|PR TIMES

絵本『ほしのおんがくかい』

絵本『ほしのおんがくかい』

絵本作家の齋藤槙さんの新作絵本『ほしのおんがくかい』(世界文化社)のデザインを担当しました。

ほしのおんがくかい
齋藤槙
世界文化社
2022年1月22日発売
定価:1540円(税込)
 


 
お茶の時間を楽しんでいた、もぐらくんとはりねずみくんのそばに突然空から落ちてきた星の子ポッチを、星の音楽会の仲間たちのいる場所に戻そうと、みんなで協力して空を目指すお話です。暗闇から明るい色へのグラデーションが美しい空の絵は、作者の齋藤さんがスウェーデンで見た白夜の様子にインスパイアされて描いたものだそうです。

タイトル文字は、作者のアイデアをヒントに、表紙に出てくるクリスタルの楽器をイメージして、ガラスのような効果を出しています。狙ったわけではありませんが、背景に置かれた絵の色に応じて輝きが微妙に違って見えるようになっていて、きれいに出来たなと思います。帯も抑えめなデザインのシルバー。書店で手にとって見てほしいです。
 
>>ほしのおんがくかい|Works

>>ほしのおんがくかい|PR TIMES