絵本『ごはんのにおい』

絵本『ごはんのにおい』

おむすび舎の新刊絵本第2弾『ごはんのにおい』(中川ひろたか/作 岡本よしろう/絵)のデザインを担当しました。おむすび舎は、食育指導士の霜鳥英梨さんが設立した、新潟発の“ひとり出版社”です。第一作目の『いのちのたべもの』と同様に、中川ひろたかさんを語り手として、ごはんの大切さ、食べることへの関心の扉を開いてくれます。絵は、谷川俊太郎さんとの絵本『生きる』などで知られる、岡本よしろうさんです。

霜鳥さんのことは昔から知っていましたが、本業の食育指導士としての仕事に触れる機会はありませんでした。デザインの立場で2冊の絵本に関わってみて、自らの食育指導のための教材として絵本を作り(しかも市販品と同レベルのハードカバーで)、それを自分が使うだけでなく全国に向けて発信する、という姿勢にとてつもない信念を感じました。この時代に、知名度の低い出版社が既存の大手版元に混ざって本を売っていくことがどれだけ大変か、ぼくもよく知っているつもりです(もしそんな試みを笑うような人がいたら、ぼくは霜鳥さんに向けて中島みゆきの「ファイト」を贈りたいと思っています)。

今作のテーマの「ごはん」にちなみ、米どころの新潟らしく、地元で穫れたお米とのセット販売なども行われるそうです。横須賀の絵本店、うみべのえほんやツバメ号で、12月まで『ごはんのにおい』原画展が開かれています。お近くの方はぜひどうぞ。


 

ごはんのにおい(→SONG BOOK Café
中川ひろたか/文 岡本よしろう/絵
おむすび舎
発売中
1400円+税(定価)

『ごはんのにおい』原画展
2017年11月3日[金・祝]―12月12日[火]
うみべのえほんやツバメ号 (横須賀・津久井浜)

 
>>おむすび舎ウェブサイト
>>にいがた、びより(新潟日報)の『いのちのたべもの』紹介記事

>>絵本『いのちのたべもの』|パラグラフ

絵本『いのちのたべもの』

絵本『いのちのたべもの』

中川ひろたか(文)、加藤休ミ(絵)による新刊絵本『いのちのたべもの』のデザインに関わりました。食育指導士の霜鳥英梨さんが興した、食育をテーマに掲げる新潟の“ひとり出版社”・おむすび舎の第一弾絵本です。

クレヨン画家の加藤休ミさんが描く食べ物の絵が、いま土から掘り出してきたばかりみたいに新鮮。クレヨンを何層にも塗った上から削り出すという、丹精込めた作業によって生まれたのだそうです。中川ひろたかさんの文は、食べることへの関心の扉をやさしく開いてくれます。

この絵本の企画立ち上げの流れにぼく自身も大きな影響を受け、いま自分でも新しいプロジェクトを始めてみたいという気持ちになっています。それについてはまたいつか。

 
いのちのたべもの(→SONG BOOK Café
中川ひろたか/文 加藤休ミ/絵
おむすび舎
発売中
1400円+税(定価)

おむすび舎は秋を目標に、第二弾のお米・ごはんをテーマにした絵本を出版予定だそうです。そして、『いのちのたべもの』原画展が、6月下旬に東京・高円寺のMucchi’s Cafeで開かれます。

『いのちのたべもの』絵本原画展
2017年6月22日[木]─7月4日[火]*水休
ムッチーズカフェ (東京・高円寺)

原画の展示と絵本販売、コラボメニューなど(1オーダー必要)。
 

[2017/07/07追記]

三鷹の絵本店・よもぎBOOKSでも原画展が開かれます。

『いのちのたべもの』絵本原画展@よもぎBOOKS
2017年7月5日[水]─7月17日[月・祝]
よもぎBOOKS (東京・三鷹)

>>セレクトされた絵本が並ぶ『よもぎBOOKS』|子育て新聞|はまのゆか

 
>>おむすび舎ウェブサイト
>>にいがた、びより(新潟日報)の紹介記事

ちょっとだけ体操 〜Hoick CDブック〜

ちょっとだけ体操 〜Hoick CDブック〜

保育現場で使えるCDブック『ちょっとだけ体操』のデザインを担当しました。ソングブックカフェ所属アーティストの、中川ひろたか、鈴木翼、ロケットくれよん、福田翔、gaagaaSの5組による、あそびうた、ダンス、体操が収録されたCDと、振付&楽譜集がセットになった本です。

2016年に関わらせていただき、好評だった「ロケットくれよんSONG BOOK」の流れを汲んだ、写真多めの構成になっています。表紙タイトル文字とイラストを長濱恵さん、写真を藤田修平さんがそれぞれ担当してくださいました。

 
ちょっとだけ体操 〜Hoick CDブック〜(→Hoick
中川ひろたか・鈴木翼・ロケットくれよん・福田翔・gaagaaS
ソングブックカフェ
発売中
2800円+税(定価)
 

このCDブックの発売を記念したスペシャルコンサートが2017年6月11日(日)に開かれます。詳しくはリンクをご覧ください。

>>ちょっとだけ体操 発売記念スペシャルコンサート@横浜みなとみらい

絵本『あいうえほん』発売のお知らせ

絵本『あいうえほん』発売のお知らせ

中川ひろたかさんの新作絵本『あいうえほん』です。
表参道のピンポイントギャラリーで開催中の(2015年4月13日[月]─25日[土])
「中川ひろたかタッグマッチ展」会場で先行発売されました。
昨年の中川さんの個展で発表された絵画作品の連作「あいうえほん」が
一冊にまとめられた、ひらがなとカタカナが学べる小さくて可愛い絵本です。
今回、デザインと編集〜印刷までのもろもろを担当しました。
中川さんにとって初の作絵絵本(お話だけでなく絵も自分で描いた絵本)です。
しかも、ソングブックカフェの出版事業第一弾の書籍となります。
今後の出版活動継続のためにもぜひお買い求めください
……と、デザイナーの下山からも申し添えておきます。
 
中川ひろたか 作・絵『あいうえほん』
ソングブックカフェ
2015年4月13日発売
1000円+税(定価)/B6サイズ・48ページ

中川ひろたか初の作絵絵本、遂に刊行!『あいうえほん』発売開始!|ソングブックカフェ
https://www.songbookcafe.com/news/?detail=139
 
あいうえほん
 
あいうえほん

中川ひろたか、カンレキ2周目ライブ!に行ってきた

中川ひろたか、カンレキ2周目ライブ!に行ってきた

11月24日(月・祝)、鎌倉芸術館小ホール「中川ひろたか、カンレキ2周目ライブ!」に行ってきた。

今年2014年の2月に還暦を迎えたシンガーソング絵本ライターの中川ひろたかさんが、早くも2周目の120歳に向けて誓いも新たにリスタート、という趣旨のライブで、これまでに活動を共にしてきた沢山の人々が代わる代わるステージに現れ、中川さんとの共演を披露していた。

還暦記念とはいえ「2周目」と銘打っているように、出演者は老いも(谷川俊太郎、工藤直子、湯浅とんぼ、etc. ……敬称略)若きも(つるの剛士、ロケットくれよん、鈴木翼、etc.)、昔を懐かしむのではなく、今の時点での関係性を基点としたコラボを行っていて、ウェットな感傷に偏らず(感動はあった)、未来への余力を残しつつ、とても前向きで瑞々しく創造的なライブだった。

次々と登場するゲストの中には、中川さんへの感謝の弁を述べていた人も多数いた。中川さんは出会った人々を幸せにしてきた人だなあと思った。ステージに登場したゲストには、中川さんと出会い、仕事のチャンスを貰ったのをきっかけに頭角を表し、やがて優秀なシンガーやプレイヤー、絵本作家として世に羽ばたいていった人も多い。逆に言えば、他者の才能をいち早く発見するセンスに長けているともいえる。そうして見出された人々が、ひとつの大きなファミリーのように中川さんの近くにはいつも集まっている。この日のゲスト以外にも、絵本画家や編集者なども含めればきっとかなりの数に登るだろう。

ライブの最後にエンドロールのようにスクリーンに流れた、中川さんの全作品リストの中から、自分が関わった仕事を数えてみたら、35作あった。数えきれないほど沢山の仕事の中で、その「35」という数字が多いのか少ないのかはよくわからないが、ぼく自身も中川さんの大きなファミリーの輪に接していることだけは、どうやら疑いようがなさそうだ。

膨大な作品リストの一番最後に登場した下中商会の4thアルバム『還暦ロック』が、この日のライブ会場で発売となった。ぼくが関わらせて貰った35作の中での最新作でもある。タイトル曲の「還暦ロック」は中川さんの憧れの詩人・谷川俊太郎さんの書き下ろしによる詞で、ライブの終盤にも谷川さんと一緒のステージで披露された。
 

>>中川ひろたかさん関連の仕事|Works
 

下中商会『還暦ロック』